銀座のソニービル跡地には”Ginza Sony Park”という2020年までの期間限定としてオープンした公園というかイベントスペースがあり話題を呼んでいます。オリンピックが終わったら閉鎖され、新たなソニービルが2022年までに建てられるそうです。
7月から9月1日までは”WALKMAN IN THE PARK”という歴代のウォークマンをfeatureした展示、イベントが開催されています。昨日仕事で銀座へ行く用事があったので少しだけ寄ってみました。
初代ウォークマン。ヘッドホンで実際に音楽を聴くこともできました。久々に聴くカセットテープの音楽、CDやiphoneで聴く音楽と違い、奥から聞こえる「サーー」というノイズの音が懐かしい
このモデルだったか定かではありませんが、この時期のウォークマンを持っていました。中学の時、レンタルレコード店で「ジャケ買い」ならぬ「ジャケレン」して出会ったのが”Earth Wind&Fire”。以降洋楽に目覚めました。自宅の「コンポ」でレコードからカセットテープへ録音する時は音飛びしないようにレコードプレイヤーの針の上に一円玉を載せたりして細心の注意を払ったものです。
これも持ってました。高校生の頃です。初代CDウォークマン。電池の消費が激しかった思い出が。ヘッドホンを耳に当て再生ボタンを押したら耳に飛び込んできたのはシンセサイザーのイントロから始まるヴァンヘイレンの名曲”Jump”。懐かし過ぎて「目から汗」が出そうに。同時に子供の頃の当時の記憶が甦ってきました。
「音楽は素晴らしい」人生をより豊かにしてくれる存在なんだと。僅かな滞在でしたが昨日このGinza Sony Parkを訪れ、そう感じました。ここ数年ラジオも聴いてないしテレビもあまり観ないので流行りの曲も知りません。子供時代、若い頃は音楽はとても身近な存在だったのに。
帰宅後"Apple Music"にサインインしました。定額制のクラウド音楽配信サービスで過去にリリースされたものから最新のものまでほとんど網羅しています。昨夜は記憶の奥底に埋もれてしまった昔聴いていた音楽を掘り起こそうと珍しく遅くまで起きていました。楽しい作業でした。
かつてポータブルプレイヤーWALKMANで天下を取ったソニー。アップルのiPod、iPhone にその地位は奪われましたが日本が世界に誇れる特別なブランドに変わりはありません。ミラーレス一眼レフカメラの分野ではソニーは揺るぎない地位を築いていますしゲーム機でもプレステ4は唯一無二の存在。いつか音楽の世界でも再び革新的なモノを作り出してくれるかもしれません。