外国人のゆっくり歩きや何事にもノンビリな動きには最初は戸惑い、時にストレスに感じることもありました。
でも私はこれに感化されてしまったのか、今では自分でもちょっと歩行のスピードを緩めるよう意識し、せかせかせずに行動するよう努めるようになってきました。
以前はツアー中お客様を引き連れて歩いて後ろを振り返るとお客様との距離が離れてしまっていたことがありましたが最近ではそんなこともなくなりました。
通勤途中も乗り換え駅で小走りしたりエスカレーターの右側を駆け上がっていたのを止めました(周りの流れの邪魔にならないようにはしています)。電車を一本乗り損ねてもその日の生活に何ら影響を及ぼすことがないことに気付きました。
心に余裕を持たせてくれるのも良いです。以前書いた「傘をささない」こともそうですが「ゆっくり歩く」ことも外国人のお客様の影響によってちょっとした生活の変化をもたらせてくれました。
今朝聞いたポッドキャスト「Hapa英会話」で学んだ”on the move(じっとしていられない)”というフレーズは日本人、特に東京に住む私達にぴったりですね。
“People in Tokyo seem to be always on the move, but I also think that ruins people’s relaxed attitude and peace of mind.”
(東京の人はいつも急いでいるように見えるが心の余裕やゆとりを失わせているようにも思える)
コロナウイルスでこんな社会になってしまった今こそココロには少しでも余裕を持ちたいです。
今朝の品川のホテル。いつもは行列のできるビュッフェのレストランも休業でした。