去年は行けなかった目黒川。昨日家族で行ってきました。いつもは五反田駅から川沿いを中目黒へ向かって歩きますが、今年は逆の道順で行きました。自由が丘から東横線に乗り、中目黒へ。駅を出てすぐの山手通りの横断歩道前にはこの時期警備員が何人もいます。「信号が変わりまーっす!!危ないので渡らないでくださーい!!!」と怒鳴っていました。このご時世、マスク越しとはいえ大声で叫ぶのはどうなんだろうか?と疑問に感じました。拡声器とか使えばいいのに。
今年も地域、商店街あげての桜祭りはやっていないようでした。それでも結構な人出。橋の上で写真を撮れる余裕がある位だったのでいつもよりは全然空いている方なのでしょうね。日曜日は天気が良くないみたいなので今日は歩けない位になりそうです。
ベンチや腰掛けられる縁石などは全て規制され、座って飲み食いできないようになっていました。その影響か、川沿いの飲食店はどこも大盛況。私たちは駅近くの東急ストアでおにぎりとパン、飲み物を買い、山手通りを目黒方面へ少し行ったところにある、ちょっと川から離れた公園のベンチでお昼をいただきました。ここはトイレもゴミ箱も、そして小さな桜の木もある穴場の公園です。観光客や若い人たちはあまり来ないので毎年ここで休憩しています。妻の中学高校が広尾で、帰りに中目黒で降りてここでよくたむろってたそうです。ちなみに「屯する」という英語の動詞は"loiter"がピッタリきそうです。アメリカのコンビニなどには"No Loitering"という看板がよく貼られているのを見かけました。
昨日の午後は風が強く「桜吹雪」もキレイでした。水面の白い粒みたいなのはみな桜の花びらです。
都内の桜スポットをそれほど知っているわけではありませんが、私はやっぱりここ目黒川が一番好きですね。中目黒〜五反田までゆっくり歩いて一時間位。その間ずーっと桜の下を歩くことができる所なんて他にはあまりないと思いますがどうなんでしょうか。
おしゃれで若い人が多いのもここの特徴ですね。華やかで明るい雰囲気で満ち溢れていて、こっちの気持ちまで若返ってくるようです。外国の方も多く見られ、いろんな言葉が飛び交っていました。
2年前(2019年)に目黒川に行った時の記事を過去ブログから引っ張ってきました。「今年の開花は例年よりも〇日早い」と毎年のように聞くような気がします。でも去年も一昨年もほぼ同じ時期に開花していることから「例年」という表現はどうなんでしょうね?