Eating spaghetti with a spoon will, at least, be met with double takes from locals.
英文はイタリアでスパゲッティを食べる時、フォークと一緒にスプーンを使うようなものなら現地人(イタリア人)に二度見されるだろうというような意味。いつも聴いているポッドキャスト番組でイタリア人のremarkとして紹介されていました。
Eating spaghetti with a spoon is just like an adult riding bike with stabilizers.
大の大人が補助輪付きの自転車に乗るようなものだとも。日本だとラーメンやそばをフォークを使って食べるようなもの?
スパゲティをフォークとスプーンを使って食べるのは日本人だけでなくイギリス、アメリカなどの国でも見られるみたいですが、イタリア人から見るとおかしな食べ方みたいです。日本の高級イタリアンレストランではあえてスプーンを出さない店も多いと聞きました。
でもこういうのって割と大袈裟に言われるもので実際にはそうでもない場合が多いものです。
ちょうど数ヶ月前にネットで知り合いになったイタリア人男性がいまして、この疑問をぶつけてみました。
トリノに住むMecheleさんという男性で、奥さんは日本人。現在仕事の関係でイタリアと日本、離れ離れに暮らしているそうです。
Mechele(ミッケレと発音するらしい)さんは、「イタリアでは大人がスパゲティを食べる時にスプーンを使うことはない。でも妻が日本のイタリアンレストランでスプーンを使って食べているのを見ても別におかしいとは思わない」と答えてくれました。
まあ、彼の場合、奥さんが日本人で外国文化にたいしての許容範囲もとても広いと思いますので何とも言えませんが、少なくともイタリアではスプーンは使わないことは確かなようです。
食文化ついでに…
ツアーで案内した外国人のお客さんの中で「白いご飯の食べ方がわからない」という人が結構いました。
何かをかけて食べるのか、何かにつけて食べるのか、どのタイミングで食べたらいいのかが良くわからないポイントみたいでした。
よく大量の醤油をぶっかけていた人を見かけたものです。富士山のツアーで使っていたレストランではワサビ風味のふりかけがあったので、それを喜んでかけて食べておられました。
「パンを食べる時と同じように、おかずと交互に食べるんですよ」
(Just like eating bread in a meal, we'd eat rice and other dishes alternately.)
といつも説明していましたが、英語圏の国々では白米を単品で盛って食べる食文化はないのか、あまりピンとこない人が多かったように思います。
そういえば全国通訳案内士一次試験の合格発表がありましたね。合格された皆様おめでとうございます。口述試験までひと月しかありませんがこうなったら勢いでそのまま2次も合格しちゃってください。
今日ブックオフで偶然見つけた松本美江先生(JFGの理事長)の
「英語で日本紹介ハンドブック(改訂版)」が220円で売られていて迷わず購入しました。ハロー通訳アカデミーの「300選」と併せて口述試験に大変役に立つ名著です。知らない方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか?
先生の英語はとてもわかりやすくそして美しいのです。