連日富士山と箱根に行っています。
先週は一日中大雨の日を、つい先日は再開後初めての満席を経験しました。
雨の日は車中とにかく絶え間なく喋り続けました。
富士山どころか大涌谷の谷底すら濃霧で見えないほどでしたが、こちらのテンションを下げないように終始笑顔を心がけてガイディングしてたら最後は拍手喝采で終わることがきたので自分でもとても感動しました。
その時は30名位のほど良い人数。ほとんどがイギリスからの年配のお客さんでした。
そしてつい先日はバス正席49席マイナス私が座るガイド席を引いた位のほぼ満席で行ってきました。
30も45もさほど変わらないだろうと思われるかもしれませんが結構違います。
多分、人間の団体行動や群衆心理というものには法則みたいなものがあって、私の今までの経験だとツアーの人数が35人を過ぎた辺りから、勝手な行動を取り始める人、もしくはグループが現れる傾向があるように思えます。
20人や30人位だとお客さんの方でも個々が目立つと感じるのか比較的素直で静かですが35人くらいを超えてくると自分らの存在が隠れ易くなるというか目立たなくなると考えるものなのかもしれません。
もちろんガイド目線で見ても45人もいると一人や一カップル、グループ毎の把握が難しくなってきます。
大人数の時は食事の時の席割や注文の対処などが一番大変です。この大変な感触も三年振りに実際にやっていたら思い出してきました。
荒天や大人数の時は本当に疲れますが終わった後の充実感もその分大きいです。
でもまだまだ夢心地な気分です。本当にこんな素晴らしいことがこれからも続いていくのか?こんなに楽しいことをしてお金をもらっていいのか?ちょっと信じられない気持ちが抜けません。