先週、ボイストレーニングのLINEからお知らせが。
某テレビ局のスペイン語講座で、
レゲトンをやる。。という内容だった。
で、
ダンサーは、ワタシのかつてのキューバンサルサの師匠。
元気で、活躍してるんだぁ・・・と想うと同時に、
師匠がどう変わってるか、見たい!!という欲望があった。
師匠は
大雑把なようで、物凄く繊細。
子育てと仕事に追われる主婦の生徒たちへ
『オンナの人は いつもイイ匂いで
ばらの花のように いなきゃいけない』と言い放っていた。
主婦にとって、忘れてた非現実的な言葉は、
ほら!始まったーー的にしか受け取られていなかった。
単に、
師匠の若さゆえの超ロマンチスト、、
としか生徒たちには映らなかった。
止めは
なにかトラブルに直面しても
『なんとかなるよ。。』としか言わず、
生徒の不満やイライラは、粉雪のように着実に積もって行った。
その時は、
自分たちとの生活環境や習慣、家族愛の違いなど理解出来ず、
師匠との溝は深まる一方だった。
あれから、、、12年。
テレビの画面に映し出される師匠は、
見た目は一ミリも変わらなかった。
その驚きは、ワタシにはショックだった。
想定外…過ぎたから。
🎅 12年ぶりのサンタクロース 🎅
師匠の体形も声も、全く変わらず。
ロマンチストな言葉も同じだった。
相変わらず、超お洒落で、
動かす筋肉も、
いつも真後ろで、具に見ていたあの時間に戻ったかのよう。
テレビの中で踊る姿は、
中年の悲哀はなく、
この12年間、
一生懸命駆け抜けたのだろうと想像ができた。
外国人であるが故の差別や苦労は、想像以上にある。
国語辞典を持ち歩き、空いた時間に勉強し、
Xmasには、日本語で書かれたカードをくれたり。
師匠の『なんとかなるよ。。』には、
見えない努力と
彼の信仰する神様(キューバ人は、一人一人に自分の神様がいる)が、
しっかり根付き、揺るがないモノがある。
日常に埋もれてしまう自分らしさや、女性としてのしなやかさを、
家庭に入ってるワタシたちは、二の次にしている、、
そんな微妙な澱みに気づいていたのは、師匠だったんだと思えた。
テレビの中で、楽し気に踊る師匠に、感謝の気持ちを込め、
いつまでも
ばらの花ようにいられるよう 頑張るよ💝と誓った。
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