Salsa する?

Salsaの力を信じてます。
ココロの核にしみ込んで、カラダの芯が躍動します。

サンバは処方箋。。 海馬に優しく 右脳を豊かに♪ 

2016-04-04 18:21:03 | サルサ



◆サンバは優しい処方箋♪◆

去年、友人と共に初めてサンバの拠点クラブ「プラッサ・オンゼ」へ。
ラテンダンスと言えば、
サルサのペアダンスしか興味がなく、、
お付き合いで友人の師匠の演奏を聴き、ハイサヨナラ♪のつもりだった。

耳慣れない派手な音の重なりは大音響と化し、
バンドのボーカルの声は、ビックリするほど浪花節。
歌詞は、日本語だったりポルトガル語だったり。。

それらの歌は、
『生きるって切ないよ イヤになるけどさ、、 
躓いても立ちあがる勇気出そうぜ!
一緒に歌ってくれる友もいるじゃないか!』

どん底の歌なのに、ナヨナヨ クヨクヨしてない…
顔を上げて、チクショーー!負けないぜ。。的な人生の応援歌。

内心では「うわぁ、、演歌ダゼ」と慄いていた。



◆サンバは海馬に優しく 右脳を豊かに♪◆


同じラテン音楽でもサルサの場合は、
メロディアスだったり、どこか風景を感じさせる。
聴き慣れたスペイン語の語感にはエロ感が漂う。
だがエロ感や哀愁のメロディの歌詞は
<火事で家が燃えて~みんな死んじゃった~>という歌でも、
スペイン語の歌詞が分からないため、
見知らぬ男女は雰囲気たっぷりで踊れちゃう。

男性はオトコを満喫し、女性はオンナを思い出す。
たとえ一瞬でも
踊る相手を敬い、気遣うのがマナー。
だがサルサは心が不健康だと、ダンスも不健康になる。
一言で言えば、デリケートでめんどくさい、、
ラテンダンスはそんなものだと思っていた。


それが
サンバは一般的なラテン音楽とは全く違った、、
アフリカから連れてこられた奴隷たちのソウルが「サンバ」という形に。
楽器も違うが、リズムが2拍子らしい。。
慣れないリズムに乗ることでいっぱいいっぱい…考える暇などない。

日常生活では思考停止なんて滅多にならず、
いつも何がしらかの不安がドーーーンと居座っている。
が、不思議なことに
あの派手な大音量とリズムは、マイナスの思考回路に良く効いた。
左脳を使わず、右脳が活発になることで脳内麻薬が出たらしい。

サンバライブが終わり
ボーカルの浪花節クンが、ワタシに放った言葉が図星だった。
『サンバってイイでしょ♪元気になるでしょ!』


そしてサンバはホントにそういう背景から生まれた歌と踊りだった。
1888年 ブラジルでの奴隷制度が廃止され、
仕事を求めてリオ・デ・ジャネイロに集まりだした。

居住地区はプラッサ・オンゼ(第11広場)
ここで育まれたサンバは居住区が解体されても、
細々と残り、それでも徐々にブラジル全体に広まった。

今もそうだがブラジルの格差社会はかなり酷い。
リオのサンバカーニバルの踊り手は貧困層。
観る人達は富裕層。

友人の師匠曰く
『昔は富裕層が観てたけど
街中が大音響になるからね
お金持ちはカーニバルの時期はバカンスに行ってるよ~

若い人はサンバは踊らない。。
ヒップホップやレゲトンを踊る
サルサもそうだけど
サンバはおじさん・おばさんの踊りだよ」

若い時は
エネルギーを持て余すほど溢れてて、
深い哀しみや憤りは時間と共に消化吸収される。
若者は侘び・寂びのダンスで癒される必要もない。

だけど
おじさん・おばさんと括られる頃になると、
自分が張ってるバリケードはボロボロになっている。
それを治してくれるのは、抗鬱剤でも睡眠導入剤でもない。
胸に届いた音楽だったり、心を無にしてくれるダンスだったり。

海馬を無心にし、右脳を活性化させ豊かにする。。
おじさん・おばさんのダンスには優しい処方箋がついている。
しかも副作用はないの。。。。


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「熟成のモノサシ」キューバ/ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 歌姫オマーラ・ポルトゥオンドvs前田美波里

2016-03-21 08:55:41 | サルサ



◆プロローグ「熟成のモノサシ」◆

友人と鎌倉川喜多映画記念館に
映画「愛を読む人」を見た帰りだった。

声楽家でありピアノ講師でもある彼女は、ボサノバァを歌う。
ワタシは彼女の高くもない低くもない微妙な音色が好きで、
時々、ライブへ赴く。

最近、彼女の歌に変化があった。
裏声に頼らなくなった。
楽に歌える裏声をやめ、微妙な音色で歌い切る。。
そのためには発声も声量も、今までよりずっとキツくなる。
敢て、自分の音域に挑んでいた。


そして彼女は
「妹にさ
<イパネマの娘>とか歌ってて飽きない?
聴いてる方は飽きるんだけど…」

身内だからこそズケズケ言える言葉だった。
ふと 
サルサの原点を教えてくれた恩師の言葉が浮かんだ。

「日々の練習はダンスだけでなく、人も熟成していく。。」

思わず彼女に
『貴女が歌い続けるために、変化して熟成していけばイイ
今、過渡期なのかも。。』

その翌週
「熟成する。。」をいう言葉を二度も見せつけられた。

一つは奇跡の声
もう一つは魅了する肉体とダンスだった。



◆キューバの最高峰バンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」最終公演
85歳のキューバの至宝 歌姫オマーラ・ポルトゥオンドの奇跡◆

今回の来日が最後になる・・
1999年公開の映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」でのボーカル三人
2000年アカデミー賞にノミネートされる。

↓左から 
イブライム・フェレール オマーラ・ポルトゥオンド コンパイ・セグンド


映画公開からワールドツアーへ。
キューバ音楽の質の高さは世界中から大絶賛を受ける。
閉ざされたキューバで、陽のあたらなかったミュージシャンたち。

ようやく生活の苦しさから解放される間もなく、
2003年 コンバイ・セグンド氏 95歳没
2005年 イブライム・フェレール氏 78歳没

この写真には出てないがピアノ奏者
2003年 ルーベン・ゴンサーレス 84歳没


主要メンバーが他界。。
今回キューバの至宝と言われる歌姫オマーラが来日した。

美しい気品のある切ない歌「Silencio」
↑ブログ:
映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」キューバ 永遠の言霊に掲載♪


すでに85歳という高齢。
長いフライトの疲れと
何よりもあの当時よりは確実に衰えてるはず、、、
声に名残や面影があれば、いいかな。。ぐらいの気持ちだった。

それは
自分の母の病気や乗り物にも乗れない体力の衰えを
ひしひしと感じていたからかもしれない…

だが予想は大ハズレ!母より年上のオマーラは怪物だった。


3000人は収容出来るライブ会場の隅々まで、
オマーラの美しく強い張りのある声が轟いた。

会場からは「おおおおおーーーーー!!!!」
と驚きと歓喜の声が上がった。
そして最後に突然
春の童謡「さくら さくら」を日本語でアカペラで優しく歌い始めた。


日本の歌姫「美空ひばり」さんは52歳の若さでこの世を去った。
複雑な背景と身内の不幸からか、、
喫煙と飲酒で自らの寿命を縮めたとも言われている。
「50歳まで歌を歌えるだろうか…」と思っていた事は現実になった。


授けられた才能を豊かに活かすことが出来るのは、
人としての熟成にある。。と思う

オマーラの歌には
とてつもない強い魂があった。
いかなる境遇にあろうとも、
そこで花を咲かせ続けるには熟成する力がないと咲かない。


2016年、
最後となる公演に行けた幸運に感謝した。



◆努力の天才かも。。美しい肉体美 前田美波里◆

TV「サワコの朝」のゲストは前田美波里さん。
67歳だというが、肌も体形もピッカピカのシュ!

幼少からの話しが進むにつれて、闘争心の塊でストイックなのが分かる。
一部の隙もなく、自分の目指すベクトルに今も走り続ける人。

身体の柔軟性や使い方

全体の立ち姿

声の出し方や話し方

それらが非常に美しい人。。。。

中年以降は、身体を甘やかすとココに全て付きます!
と、指した部分はお腹…
思わず自分のお腹をつまむと、ハードカバー一冊分だった。

「孫がね~」などという言葉が全く似合わない。
いつも常に努力し続けてる結果が、肌と体形に現れていた。

女として歳を重ねることに抗ってるのではなく、全て自己管理の賜物。
「熟成する人」とは、綺麗でいる努力が自然に出来る人なのだ。

今回の帯表紙は
前田美波里さんのミュージカルのワンシーン。
ハイレグがこんなに似合うなんて、、どんだけ努力してるのだろう。。
カッコいいですわ~

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ダンスはお一人さまの極意 サルサvsファンク ロックダンス バイラバイラ

2016-03-08 09:41:20 | サルサ



◆お一人さまの覚醒。。◆


ワタシの母がアルツハイマーを発症して3年。
それまでのサルサオンリーの生活は一変。
ペアダンスに没頭した四年間は、跡形もなく泡のように消えた。

なにせペアダンスは相手がいてこそのダンス。
夜な夜な出掛ける気力は、正直萎えていた。
ワタシのサルサ仲間もポツポツと介護に突入し始めた時期…

今、優先すべき事は家族を護ること。。と覚悟した。

近場のプチ筋トレへ毎日行くのが日課になり、
会員さんたちには度々「何かやってたの?」と聞かれるように。

その都度
『ラテンダンスやってたんです!』と答えていた。

筋トレと有酸素運動の交互の繰り返しを二周。
合計24分なのだが、
ボードに乗っての有酸素運動の時は、激しい動きでなければなんでもOK!
ノリのいいマイケルやクリスティーナ・アギレラの曲が流れる中、
ワタシは、ほぼダンスエクササイズをやっていた。

行けば
「いつも楽しそうね 姿勢がとってもキレイ♪」と言われるるうちに、
ムラムラと気持ちが膨らみ始めた。
何でもいいから、ダンスを踊りたくなった。

そんな時に
知り合いの女性がダンスを始めた。
「ファンクなんだけど、世界大会に行って優勝したチームの先生でね。
基礎を教えてもらってるけど、ダンスって楽しいのね~」

内輪でやってるダンスサークルにお願いして入れてもらうことに。
もちろんファンクもヒップホップもロックダンスも初めてのワタシ。
真っ昼間90分、ひたすら音楽とリズムにノレルなら何でも良かった。
だが、これが意外な効果をもたらしてくれたのだった。



◆お一人さまの極意!◆


ペアダンス以外のダンスを習うことで、
自分の中の澱んだ哀しいモノを切り捨てることが出来た。

一人のパフォーマンスには
脳みその中をお掃除したような切り替えがあった。
不思議な愉快さ。。。。
それは
ダンスの振り付けを覚えて動くと、脳幹のスイッチがONになる。
音楽を聞きながら考えたり、処理する能力は、
普段の生活の何倍もの速さで処理しなければならない。


脳科学では、
脳は立っているだけでも交感神経を刺激するという。
そこに脳を集中して踊ることで、
血流が全身に、
特に脳に行き渡ることが、
マイナス思考や偏った判断を
バランスの良い判断をする脳に切り替えてくれる。

只今修行中のファンクやロックダンスは最先端の若者のダンス。
男性のリードに従うことが絶対のサルサしか知らなかったが、
お一人さまダンスは
自己完結の満足感と共に心を癒してくれた。


◆新たに お一人さまラテンダンス「バイラバイラ」◆


今年からスポーツクラブの時間会員になった。
10分130円のシステム。
色んなラテンダンスの要素を取り入れたバイラバイラを踊るためにだ。


スタジオ内で振付を知らないのはワタシだけ。
右往左往しながら、必死についていく。
それでも脳みそはすっきりクリアーになり、心が軽やかになる。

4年間夢中でラテン音楽を聴き、ラテンリズムが沁み込んだ細胞は大喜び。
60分で10曲アトランダムに繰り出されるダンスに、
美しいフランス刺繍を挿したり、書に勤しむのはまだ無理だな、、と思った。


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処方箋「ヒップホップ」 TGK48(多治見元気高齢者)のアンチエイジング!

2016-01-15 13:05:12 | サルサ



◆多治見市の新しいチャレンジ!◆

月曜日、一通のメールが届いた。
ファンクのダンス仲間から来たメールは、
朝日新聞に掲載されたコラムで
「ヒップホップで、高齢者が20代の敏捷性に若返る」


岐阜大学教育学部の春日晃章准教授(47)らの研究結果。
そのデータ対象は多治見市の高齢者ダンスグループTGK。。

市が結成した2014年5月に結成。
メンバーは、59歳~79歳の女性63人と男性4人。
平均年齢は70歳。
市内の公共施設にて週1回。
ヒップホップを1時間半練習。
講師のレッスン料など年間100万円の運営費は市の支出。

ここまでする多治見市の目標は、
高齢者の健康維持をすることで、
医療費や介護費の削減に繋げること、、だった。

それが思わぬ奇跡の結果を叩き出した。

2014年10月
多治見市民の一部を対象に体力測定をした際に、
成績が異常に高い高齢者がいた。

「全身反応時間」が0.3秒台。
発光を見て跳躍するまでの時間が20代レベル…
その高齢者がダンスユニットTGKのメンバーだった。。


◆ヒップホップの贈りもの アンチエイジング♪◆


この体力測定の結果から春日准教授らは、
TGKの60~70代女性38人の運動能力を調査。

5秒間小刻みにステップを踏む「立位ステッピング」の回数

60代 40.1回
70代 37.7回

「全身反応時間」

60代 0.386秒
70代 0.399秒

この2項目は20代女性レベルだったという。

春日准教授の分析は
「ヒップホップという速いテンポの音楽に
身体の動きを合わせることで
神経の働きに良い影響を及ぼしてる可能性がある

高齢者は自分の意思と身体の反応にズレがあるため、
交通事故に遭いやすい

少額な予算で
高齢者に自立した生活を長く送ってもらうと共に、
交通事故防止にも役立ちそうな取り組みだ」


今は市の催事などでTGKのパフォーマンスを披露したり、
メンバーのモチベーションはかなり上がっている。

「私はアイドルよ♪」

「観客にダンスを観て欲しい!」

「動きが俊敏になり、段差などで躓かなくなった
辞めて下さいと言われるまで、、
100歳までは続けたい。。」

一般的にはヒップホップと高齢者は、絶対結びつかない。
アップテンポの曲とあのキツイ中腰の態勢は、若い人しか踊れない。。

だが、、
振付けやステップは練習すれば、熟成し上手くなる。
そしてダンスはリズムで遊ぶ有酸素運動。
脳みその前頭葉の細胞を増やすのには、もってこい!なのだ。

こういう取り組みが広がれば、
医療費・介護費云々など言わなくても済みそうな。
多治見市よ ガンバってクダサイ
お手本ですから!(^^)!



◆ダンス クイーンズ◆


去年からファンク・ロックダンス・ヒップホップを習い出した。

月1か2回のペースだが
ワタシ以外は誰もダンス経験がなかった。

メンバーは子育てが離れ始めた女性達のみ。
これから自由な時間が持てる時に襲う身体の変調、、
そして大病、、

縁の切れない病と再発の恐怖・・・

この1年で彼女たちは変わった。
身体の柔軟性が戻ってき始めると、モチベーションが上がった。
ヘコヘコダンスからナンチャッテdanceまでになり。
細々とでも良いから続けたい!と口ぐちに言うようになった。

先生にこんな曲で踊りたい♪とか
筋肉を使えるようになりたい!とか要望も出るように。。
全員が前向きな気持ちになっていた。

ダンスファッションも
茶の間のお姉さん風だったり
体力のないダンサー風だったり、、

それぞれの持ち味が出てきた。
気力も体力もダンスを始める前とは別人だった。

たかがダンスだが
これからの生き方を
前向きな気持ちにしてくれたことは間違いないようだ。


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オトナの課外授業。。コンプレックスを味方につけろ♪

2015-11-09 14:59:39 | サルサ



先週、とてもとても面白い事があった。
ワタシが屈服してるサルサの友人ミスターを、あるライブに招いた。

ライブは盛況でサルサの知り合いも多く、紳士淑女の集いといった風情。
休日昼間の楽しいひと時が終わり帰ろうとした時、お茶に誘われた。

夜しか会うことがないサルサラバーたちに、ワタシとミスターが合流。
レッスンで一年以上顔を会わせてても、じっくり話す時間がないのがサルサ。
普通なら、こじんまりとした茶話会になるところが・・
メンバーは全員サルサラバー。。
しかも話すうちに分かってきたのは、
ワタシを含め男女とも唯我独尊タイプばかりだった。

ミスターは茶話会のメンツとは初対面、
他のメンツも実は間接的な知り合いという微妙な関係。
普通ならば
適当に話しを合わせお茶を濁して帰る場面が、本音を言い合うサルサ談義に。。

一時間の茶話会がヒートアップし、
ふと気づくとテキーラをストレートで何杯も飲むことに、、
お店を出ると、どっぷり夜になっていた。



◆オトナの課外授業。。◆


サルサは特殊で難しいペアダンス。
とにかく独学で習得出来ないのがサルサ。
基礎をみっちり重ね、音を取れる耳を持てるようになること。
その上、一緒に踊る相手は「見知らぬ人」が原則。

女性は誘われる方だが、踊りたい男性がいれば女性も男性に声をかける。
だが男性は自分から誘う方が圧倒的に多く、
女性の気分によっては素気無く断られることも暫し。
男性にとって女性を誘うことは「踏み絵」の連続。
ほどほどに面の皮が厚くなければはポキッ…と男心が折れるのだ。

茶話会に来た男性は、サルサの上手な人だった。
レッスンでは巧い男性だなぁ~と思っていたが、
話したこともなく、踊った事もなかった。
ワタシの目には、踊ることに執着がないように見えた。

その事を問うと
女性と踊らない理由に驚いた。
「知らない女性を誘えない。。。」
それが理由だった、、

みんなの疑問は同じだった。
ならば、何故ペアダンスのサルサを選んだの??

彼は気軽に話しかけたり、親しくなれない人だった。
サルサは踊れば楽しい、、
そういう部分を克服出来るれば…と思い6年。。
今も知らない女性は無理だという。
それでもサルサで知り合った女性たちの
男女の垣根のないざっくばらんな優しさに
自ずとサルサ場に足が向くと云う。

自分のコンプレックスを
殆んど口もきいたことのないメンツに話す男性に。

すかさず声を放ったのがミスターだった。


◆コンプレックスを味方につけろ♪◆

『あのさぁ。。 
コンプレックスがある方がいいんだよ
それで頑張れるから

頑張って
いつか
あっ!俺は正しかった!!って言えるんだから』

ミスターはコンプレックスを踏み台にして成功した。
ツワモノだがすごく繊細で、
人の心理や言葉の奥にある闇をキャッチしてしまう。

初対面の始まりが独白だったためか、、
恋や愛について
女という生き物について
オトナとしてのダンスの遊び方。。
誰に遠慮することもなく、本音のぶつけ合いになった。

サルサラバーという人種には、屈折した人が少ない。
サルサクラブに一人で来て、見知らぬ人と踊り、一人で帰る。

ワタシは今だにコンプレックスだらけだが、
オトナとしての振る舞いや礼儀はサルサという課外授業で学んだ。
夜の酒場でのダンスだが、ここを外すと踊ってもらえない。

ヒップホップやファンクなど小・中・高生など底辺が広く、
健全な心身を造るのとは全く違う。

心がオトナだから踊れる。
サルサはオトナの課外授業なんだと改めて思った夜だった。


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