Salsa する?

Salsaの力を信じてます。
ココロの核にしみ込んで、カラダの芯が躍動します。

人生の先輩に聞く「つるとはな」 十五年後の自分へ、、映画「くちびるに歌を」vs映画「味園ユニバース」

2015-03-17 14:21:46 | 映画



◆十五年後の自分へ 映画「くちびるに歌を」◆



2012年本屋大賞4位を獲った「くちびるに歌を」が映画に。
舞台は長崎県・五島列島の素朴で小さな島の中学校。
ニートな孤高のピアニストで臨時教諭と15歳の中学生たちが、
生まれてきたことへの意味と十五年後の自分に宛てた手紙の話。

平和でのどかな小さな島で15歳の少年と少女が抱える宿命。

父親に捨てられた…誰にも見せたくない心の穴、、
生まれてこなければよかった、、と心で叫び続ける少女。。

自閉症の兄と一生供に生きる覚悟を背負う重さに、、
生まれてきた意味を深く心に刻む少年。。

そして天蓋孤独な孤高のピアニストは、
自分のピアノは人を幸せにしない、、と心を閉ざし続ける。
昔書いた中学の卒業文集には
「自分のピアノで世界中の人を幸せにしたい!」
そんな希望をもってピアニストになったはずだった。。

孤高の臨時教諭と全国合唱コンクールに臨む15歳の少年少女。
葛藤と諦めの狭間で、生徒もピアニストも十五年後の自分に向かい合おうとする。


書けばこんなサラリとした感じになる、、が、
映画は予想以上に混沌とした自分の思春期を思い出させた。
母と向き合うことが一度もなく過ごした年月。
自分の宿命だと思いながら納得させ、早く大人になる事を希望にしてた。
運命とか宿命とか、ちいさな頭の中にはこの言葉が張り付いていた。
正直、映画の少年少女たちが特別な存在だとは思えなかった。

そして館内は男の、、女のすすり泣く音があちこちから聞こえた。
宿命とどう向き合っていくか。。。。
一生忘れない映画の一つになった。


◆映画「味園ユニバース」 渋谷すばる×二階堂ふみ◆



二階堂ふみさんが出ると知り、
三浦貴大主演「サムライフ」の後に観た「味園ユニバース」

刑期を終えたチンピラが口封じに遭い、記憶を失ってしまう。
拾われたカラオケスタジオの女店主カスミに「ポチ男」と命名。
ポチ男の特技は魂で歌うこと。。。
赤犬というバンドのボーカルでステージに立つ。
だが記憶を失う前のポチ男は正真正銘のクズだった。

元ブルーハーツの甲本ヒロトさんのコメントブログ/「リンダリンダ」甲本ヒロトvs萩本欽一 やりたいことをやるには。。 をどうぞ♪


ひょんなことから記憶が戻ったポチ男は、
物静かで優しい男から狂暴でクズだった昔に戻ろうと決める。
そんなクズの幼いころの夢は歌手になること。
心の片隅にずっと置き去りにされた夢だった。

女店主カスミは力づくでクズの運命を変え、
クズはポチ男として歌を歌うことを自ら決める。

大阪のどぶ板みたいな町医者に鈴木紗理奈が出てくる。
酸いも甘いも知り尽くした女医の
どぶ板のバーで酒焼けした声とタバコをくゆらす風情がイイ。
コテコテのギトギトの大阪のヤバい感じと、
宿命から逃れられずクズに落ちて行った男。

対照的に宿命から逃げず、
高校を辞めてカラオケ店とバンドを生きがいにし、
ボケた祖父の面倒を看る女。


宿命は変えられないが、運命は変えることが出来る。
かなりガツンな映画です。
ポチ男の歌聴きたい方、映画館へどうぞ♪


**帯表紙「つるとはな」**

今、話題の雑誌「つるとはな」創刊号デス
置いてる書店が少なく、入手困難だそう。。
今回は<人生の先輩に聞く>がコンセプト

自分の十年後、十五年後、二十年後、、を
考えるのには十分すぎる本だと思う。。

~~返信~~

魅惑の人妻 じんちゃんへ

 唸るほど素敵なコメント♪ありがとう。。

 菅田将暉くんですか~
 「海月姫」観ました
 女の子みたいな足の細さにびっくりしましたね
 
 最近は何に出てるんだろう・・・
 
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映画『バンクーバーの朝日』 在宅ヤクザ。。

2014-12-23 15:21:59 | 映画


◆私はサルサで在宅ヤクザやめました。。◆

12月に入り、毎日が時間に追われる生活。
なのに我が家はだんだん綺麗になってきた。
モチベーションの強さが桁違いに強いせいかもしれない。

やる気と本気の両輪を装備して、実家の母と猫の介護。
ほぼ在宅中心の生活に入った。
高齢一人と高齢一匹は目を離すと大きな事態になるからだ。

2年前までサルサが生活の中心を占めていたのがウソのような生活…
それでもサルサというカテゴリーで、サルサ以外の事も書き続けている。。
サルサを踊りに行ったり、学んだり、、
そんな時間がなくても、心が充足してるから不思議だ。

サルサに心酔し没頭した時間は、いろんな出会いと道しるべをくれた。
5年前の大怪我がなかったら、サルサに出会うことはなかった。
義理母の面倒に巻き込まれ心の中の純粋な情熱は枯渇していただろう。
そしてあのまま、時が流れてたらワタシは間違いなく「在宅ヤクザ」になっていた。

『ワタシの人生はなんだったんだろう…

別な人生のチャンスがどこかにあったはずだわ!』

と、、暗闇のトグロを巻いていたはず。

サルサというダンスのラテンの音色と哀愁にシビれ、
自分の知らない世界をもっと知りたくて、足を運ぶ日々に、

美しい物を素直に美しいと言える、、
悔しくて、今に見てろ!と奮起したり、
うれしい、たのしい、大好き♪とアドレナリン全開になったり、

我が家の左大臣もずい分と変わってきた。
ここ最近、ワタシのブログを読んでいた・・
ここ数日間、一緒にワタシの実家で母と猫の介護に行った。
あまりのムチャクチャな出来事の連続。。

それでも率先して我が家の掃除をしてくれた。
やっと月曜日で会社へ、、、
左大臣は身体を壊した。。


◆映画『バンクーバーの朝日』。。◆

石井裕也監督31歳と男優・女優ともほとんど主役級という豪華映画。
1914~1941年まで活躍した
伝説の「朝日」という日本人野球チームの実話。


評判ではかなり笑えると聞いたが、シリアスな人種差別が描かれている。
カナダで一旗揚げようと移住した日本人達が差別に苦悩し、
働けど働けど、一向に陽の目を見ない生活に喘ぐ日々。
日系カナダ人二世で結成された弱小野球チーム「朝日」
「朝日」はカナダ人との体格の差を頭脳プレーで勝ち続け
カナダ中で人気になり歴史に残るチームになった。

日本の真珠湾攻撃から一変、日本人街は消滅。
全員が収容所暮らしとなる。
映画のエンディングロールで解散後61年を経て、
ほとんどの選手が他界した2003年。
チーム「朝日」はカナダ野球殿堂入りした。
そして最後のコメントに
『不適切な表現が多々ありますが、この話の内容上使わせていただきました』
とあった。。

興味深いのが、妻夫木クンのコメントだった。
海外での劇場公開の時、外国人の笑うツボの違いに戸惑った。
妻夫木クンがバッターボックスで真剣にバントを決めようと、
固唾を飲んで挑む姿が大爆笑だったという。
日本人のプライドと意地に賭けても、一点でも取りたい場面。
『僕は笑うところではないと思ったので、驚きました。。』
映画を観て、この言葉の意味が分った。
外国人の目には何が可笑しかったのだろう?
ワタシは妻夫木クンに一票、異議なし!


バンクーバーの日本人街の風情と色彩がとても良く出来てる。
撮影は足利市寺岡町でオープンセットで撮られたとは、、
是非ご覧ください♪
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ファイト♪女の応援歌。。映画「滝を見にいく」新宿武蔵野館

2014-12-02 13:09:29 | 映画



12月1日月曜、朝から冷たい雨が降る。
止みそうにない雨の中、新宿へ向かった。
横浜の郊外から新宿三丁目は気が重くなるほど遠い。。
どうしても観たい映画があった。
関東では新宿武蔵野館か新潟県しか上映してない、、
行くしかあるまい。。。

自宅からバス10分、そして電車を2本で36分。
ワタシの思い込みでは遠いはずなのに、あっけなく映画館に着いた。
平日の月曜日の11時50分、すでに老若男女でほぼ満席。

映画の初っ端からどこかで聞いた会話、馴染みのある中高年の風景。
突然、観客席がスクリーンと境目がなくなり…
あちこちから笑い声や大きな呟きが聞こえ始めた。
そう、、観客席の女たちは共感した。
しかも、あっという間にだ。。。。



◆女の応援歌。。映画『滝を見にいく』◆



7人のおばちゃんが滝と紅葉のバスツアーに参加。
友人連れ、一人旅。
それが全員で遭難し、山で一昼夜過ごす話。

7人は40歳以上の女性が条件のオーデションで集まった。
演技経験ゼロの人。
若くに女優を目指したが家族の反対で断念し
主婦歴50年でようやく女優業についた人。
ロケ地サポートとして裏方だった人が急遽配役に選ばれたり。。
オペラ修業をしてた主婦だったり。。

プロ・アマ含めて、そこらのおばちゃんを演じ切った。
ロケ地は観光バスの中と山の中のみ。
とにかく大がかりなセットもスターもいない。
ナイナイづくしの映画、、リアルで予想を超えた可笑しさと切なさ。

おばちゃんと言われる年齢なのに、心は乙女をのぞかせたり。
大人しい専業主婦が、実は小さな男の子のように冒険心を持ってたり。
大きな哀しみを抱えて、普通の人を装ってたり。
もう失ってしまったと思い込んでた気持ちや感情が、
遭難したことで目覚めて、意外な自分に気づく。。
誰にも気に留めてもらえない女たちへの応援歌のような映画。


実はね、ワタシだけ音声ガイダンス付きで観たの、、、
左の女性が、最初から最後までズーーーと
「えぇ~どうするのーーー」
「なるほど!ウマい事考えたわね。。」
「そっち行ったってダメじゃないのぉ~」

観客と映画を一身同体化?させた沖田修一監督の力は凄い!

映画の1時間28分はほとんど山の中の撮影
愛おしい姿の7人を是非映画館で観て♪


◆アッパレ!新宿武蔵野館。。◆

『滝を見にいく』の後、『ストックホルムでワルツを』を観ることに。
小さな館内は次の回の『滝を見にいく』の入場待ちの人でギュウギュウ。
いくら小さい映画館でも、人混みをかき分けるのは初詣以来だった。。
上映まで待ち時間が40分。
売店でホットコーヒーを頼んだ。

あったかいコーヒーであれば良かった。
映画館のコーヒーに期待なんてしてなかったから驚いた…
今回の帯表紙は新宿武蔵野館の売店のコーヒーミルクの風情。
しかも氷が詰められたトレーの中に懐かしいミルクポットが2つ!
たっぷりとミルクを入れたコーヒーが美味かった♪

上映映画の質の高さと売店の感じ良さと心意気に骨抜きにされた。
売店の横には広い待合室に沢山の人達がいた。
そこには、ワタシ同様2本目を観る人たちがランチタイム。
ポスターの写真を撮ったり、パンフに目を通したり。
映画マニアたちは、あのホットコーヒーを飲んでるではないか。

遠い!と思い込みで一度も足を運ばなかった新宿武蔵野館。
思い込みは損をする!そう思った映画の日だった。

帰りの電車の中、
武蔵野館の映画とコーヒーで始り、新宿三丁目の桂花でラーメン。
〆は新宿末広亭で落語というコースを元旦にしてやろうかと企んだ。

2014年に映画館で観た映画は12月1日で65本なり♪

↓トイレの前には、こんなポスターが!


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素晴らしきインド映画。。

2014-09-23 13:42:02 | 映画


今年はとにかく映画を観てる。
映画のエッセンスとも言える予告で「おっ!」となった映画は、
片っぱしから観てる。
映画館の大きなスクリーンから出てくる風景や風習・食事が面白い。
行ったこともない異国の地の映像から、匂いまで飛び出しそう。
ワタシはもしかしたら立派な映画中毒かもしれない。。



◆不純なオンナ。。◆

遡ること、大学四年の就職活動の頃。
当時の四大の女子学生にとって、就職はプチ氷河期。
コネのある女子は早々に内定を取り、
学生最後の海外旅行や追い出しコンパに励む日々。
飛びきり美人かとろけそうな可愛い娘は、
人事課のオジサン達から内定が何社も。
毎夜、オジサマ達の「わが社にどうでしょう♪」という電話に悩む日々。
方や、パッと目に止まる武器がない女子は、
成績が優秀な子でも苦戦を強いられる日々。
ワタシも世の中のオトコの基準
「こんな娘が会社にきたら、うれしいなぁ~」からは、
外れていると初めて知った。
夢も希望も持って臨んだ就職活動は、
乙女心にオトコのナニカを悟らせるには充分な試練だった。


そんな時、面白い求人が目に止まった。
文化的な匂いを漂わす求人広告に、面談を取りつけた。

その会社は映画を観て、その内容を記事に取りまとめる仕事だった。
ワタシは映画は観るが、さほど特別な思いや目標もない、、
職欲しさに、求人が来なさそうな所に目をつけただけ。
面談をした社長はワタシに好感をもってくれ、自らの映画好きや、
毎日目が真っ赤になるくらい映画を観る話しまで。
そしてワタシにとって悲願の言葉「じゃ、、来てくれる?」
社長の言葉に<なんとか なるさ。。>とタカをくくった。


とにかく就職しなければ…明日も 未来もない…
そんなことしか頭にないワタシ。
「映画は大好きです♪ヨロシクお願いします!」
真っ赤なウソと死んだ目の乙女は、やっと内定が決まった。。。


帰り際、次の面談の女性とすれ違った。
その女性も若い、、が、、瞬間に自分の内定はなくなる!
そんな事を予感させるほど気迫と度量を感じた。
二週間後、社長から断りの電話が。
「あのあとね、凄い子が来てね。その子に来てもらう事にしたから」

あの時、内定が決まらなくて良かったなぁと思う。
さほど好きでもない映画を観て、
ツマラナイ記事しか書かない不純なオンナになっていたのは間違いない。

今、暗闇に紛れて一人で没頭する映画には色んなチャンスをもらった。
一つの事に囚われ過ぎること、、無償の愛、、豊かでいること、、

並み居る映画の中で、繊細で深く沁み入るのが最近のインド映画だった。



◆素晴らしきインド映画の世界◆

珠玉の映画


インドのムンバイが舞台。
ムンバイのみの昼食配達システム「ダッバーワラー」
伝票もコンピューターも携帯電話の使わず、人力のみで配達。
白い帽子のダッバーワラー達を6人リレーで、自宅から会社までお弁当を届ける。
朝の9時、ムンバイ中の主婦たちが必死でお弁当を作り送りだす。

通勤電車 毎日、何万個のお弁当がダッパーワラーと一緒に乗ってる!


誤配は1600万回に1回という奇跡のような配達システム。
奇跡の誤配から起きた見知らぬ男女の心の機微・日常の寂しさを描いた。
世界中の人が囚われる悩みを静かにジワジワと締めつけられるように展開。
しばらくしたら、もう一度観たい映画。



ムンバイには地方からきたインド人も多く、
宗教上食べれない物もあってこのお弁当システムが発達したと言われる。
お弁当の主食は米やチャパティ。
ナンは高級品で、家庭でタンドール(窯)を置いてるのは富裕層だけ。
おかずも日本ではお目にかからない料理で、香辛料はとにかく使う。

方や、お弁当を食べれない人達はバナナ2本の昼食で済ますのが定番。

今、インドは近代国家のシンボルの高層ビルラッシュ。
だが、職業や結婚などの選択の自由は大変らしい。
宗教・家柄の違いが未だ根強く、
カースト制がなくなってもツライ状況は変わらないようだ。



無償の愛。。。。


最後まで共に生きる…純粋に深く慈しみ、そして深く繋がっている  
こうありたい・・・

マダム・イン・ニューヨーク』とは対比する映画ですかね。。←クリックしてね。読めます♪

去年、とうとう観れず。。DVDにもならず、、
悲願の映画


この映画はシネコンではかからない。
一生観れないのだろうか・・・


**帯表紙**

白い帽子のダッバーワラー達。
100年以上続く昼食配達システムは月額300~350ルピー
(約500~630円)
イギリス企業の食事に馴染めないインド人の知恵。
間違える事のないこのシステムは、世界中のIT企業でも謎とされてるらしい。。

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映画「アーティスト」 間は魔物でござる。。

2014-07-01 13:03:51 | 映画


5月から週一本のペースで、映画館通いが復活。
最近のハリウッド映画はスケールとお金のかかり方がハンパじゃない。
俳優たちも豪華絢爛。
なのにときめいたり、胸を締めつけられるような痛さも伝わって来ない。
その代わり、今の日本映画は娯楽も人間ドラマも魅せてくれる。
今を生きてる心の機微やテーマを浮き彫りにさせたら敵うものはいないと思う。

とにかく毎週観る映画は、心の澱みを蹴散らしてくれることは確か。
開演前の予告編を吟味し、三匹のブタ「ブーブー・スリー」の歌を聴いたり。
ゆるキャラ「紙兎ロペ」に苦笑しながら、太巻きを頬張り開演を楽しく待つ。

そんなシネコンで古~いモノクロのサイレント映画が上映されることに。。
朝の10時のみ上映…しかも1000円…
それが映画「アーティスト」だった。


◆映画「アーティスト」。。◆

なんの情報も知らずに映画館へGO。
映画館のスケジュール表の作品評価が相当高い。。
そして、観てびっくり!なんと無声映画だった。

1927年~1932年が舞台。
サイレント映画全盛期。。
突如銀幕にトーキー映画の出現で、サイレントは瞬く間に落ち目に。
サイレント映画に観衆は振り向きもせず、スターもすぐに忘れられた。

そのサイレントの凄さは目線の変化と表情、そして間合いが全て。
それだけで演技全体を表現するものだった。

観ていくうちに、主役の俳優の目線の色香と哀しさに、釘付けに、、
有名スターの栄華から没落、地を這うドン底の生活。。
そしてドン底のスターを静かに見守る人たちの深い愛。
字幕は少し出るが、ほとんどは目線と間合いが創る世界。
このモノクロの古い映画にどっぷりやられた。。。
暗闇の中、止まらなくなった涙に
「この顔でどうやって駐車場まで行こうか…」


その夜。
左大臣に「アーティスト」という古~いフランス映画を観たと言うと、、

「あ~ アカデミー賞獲ったやつね。。カンヌも獲ったんじゃない♪」

この前、日本映画「ウッジョブ」を観た時だった。
2~3年前の林野庁の「林業を広める」政策の失敗も教えてくれたのは左大臣。
この人は映画はさっぱり観ないくせに、とにかく知識量は持ってるヤナ奴なのだ。

その夜、「アーティスト」を調べた、、
2011年に放映。
2012年アカデミー賞主演男優賞など5部門を獲り、
カンヌ国際映画祭の男優賞と最優秀犬賞を獲った。

サイレント映画スターはフランス人俳優「ジャン・デュジャルダン 42歳」
生きてれば100歳は超えてるなぁ…と思った人は
今をときめく俳優だった。。。。



◆間に魔がある!演技全体を左右する。。◆


「アーティスト」を観て、思い出した。
歌舞伎・能・狂言を担う若手役者が口を揃えて言っていた。

表現で一番コワいのは。。「間」

この演技の中に入れる「間合いは魔がいる」
間の善し悪しが演技全体を左右してる。

この三人は10代からアーティストをとして看板を背負った人たち。
この話を聞いた時にサルサのサボール(味わい)も同じだなと思った。

カウントとカウントの間をどれだけ上手く使えるか。。
間とはこんなに凄い効果があると知った映画だった。



**帯表紙**


この犬はカンヌで「バルムドック賞」という最優秀犬賞を獲った。
映画の中で、没落していく主人公を慕い支えていくの。
抱きしめたくなるほど切ない犬の役者さんでしたよ。

しかも「間」が上手い!!!
久々の映画らしい映画でした。お早目にご覧下さい\(◎o◎)/

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