本日の徘徊というか飲み会までの時間つぶしは、京阪電車中書島駅周辺。駅から出たらすぐのところに三宅安兵衛さんの遺志碑です。
いつものことながら、安兵衛さん及び遺志を実行した息子さんには頭が下がります。いずれ安兵衛さん遺志碑の旅も企画しなくてはなりません。ちょっと歩くと風呂屋、何となく「新地」のニオイのする建物です。大阪の新世界が造られたときのような感じがします。昔は新地のおやまはん達も利用したことでしょう。
紀元は二千六百年の碑。「金鵄輝く日本の…」と大声で歌いたいところですが、未だ酔っぱらってはいませんので、後ほどのことにしましょう。
金鵄と神武帝(第1回国勢調査記念メダル)
寺田屋方面や龍馬通りとやらは空気が悪いので長建寺方面に向かいます。何でも良いけど、寺田屋に掛かっている「坂本龍馬」の表札、あれは恥ずかしいぞ。どうせなら「有馬新七」等も掛けたれや。いつもは閑散たる寺も本日は、ブームの残滓で人出が結構多いので、お参りはまた次回にというところです。
長建寺
この長建寺の前あたりが、よく知られている酒蔵スポットです。十国舟の乗り場もこの南浜にあります。灘にはこんな綺麗なところはないもんなー。けど灘はおもいきりただ酒を飲ましてくれるでー。そやな、そういう点では伏見はケチや。頭の中でごちゃごちゃ言う声が聞こえます。
中書島は、今でも大きな目で見ると島なのですが、昔の島は一方が埋め立てられて島ではなくなりました。その工事の記念碑です。伏見市の名前も懐かしい。
黄桜の通りに出ました。ここの地ビールは後で飲みに来ましょう。やはりブームの名残からか、カッパカントリーも盛況です。駐車場に観光バスが停まっているのは初めてみました。この中に名水「伏し水」があります。この近辺には、名水が湧いているところが何ヶ所かありますが、ペットボトルを何本も持ってくる連中のせいで観光客が味見の出来ぬところもあります。伏見ではないのですが、亀岡の神地の乳の泉などは、本当に地元の人々も辟易としているようで、「できるなら汲みに来て欲しくはない」ようです。だいたい厚かましい連中はモラルも低い。
少しだけ、京街道を歩いて源空寺、法然上人の名を寺号としています。本堂はただ今修理中。ここも真言宗か何かから宗旨替えした寺です。伏見城秀吉遺愛のお地蔵さんや大黒天、いろいろなものがゴッチャに伝えられています。明智光秀と大黒天の話は聞いたことがありますが、秀吉と大黒天については何かに載っているのでしょうか?明智が捨てた大黒天を秀吉が拾っていたりして。
大手筋の商店街も末端の方には既に衰亡の兆しで、テナント募集中の張り紙も多くなっていますが、まだまだ他の商店街に比べたら元気です。ゲルマン人の侵入直前のローマ帝国というところでしょうか。何はともあれ、本日も先ずは油長で「利き酒」です。
本日のハイライトは20年ものの「古酒」、見た目も真っ黒です。小生などは「薬のようでまずい」としか思えぬのですが、我々とは単位が違う酒飲み(師匠曰く「あれは升、わしらは合」と)、「オレはウマイと思う」といいます。まあいわば酒エキスみたいなものですから、豪の者の嗜好には合うのかも知れません。日の出盛の大吟醸などは、やはりウマイ。
利き酒も良いが、やはりこのように寒いと、冷やでぐいぐいやるのはよくないようです。はやく黄桜に行って熱燗にありつきましょう。
黄桜では熱燗の前に地ビールであります。例えば周山ビールの利き酒セットなどは200ミリリットル×3で、その味もよく判りますが、黄桜は100×3ということで、味を確かめる前に無くなります。カッパ諸君、一考の余地ありやで。ここの売りはエジプトビールでありますが、どうも従来の地ビールの方がウマイ感じです。青ナイル、白ナイルに掛けたビール名も名前負け?それにしても、坂本龍馬効果はすごい。ここがこんなに流行っているのは始めて見ます。この辺りの人は「龍馬」を発掘してくれた司馬遼太郎、その故地である中河内には足を向けて寝られへんでぇ。
熱燗で温まった後は最後の一押し、中書島駅前の立ち呑みで「伏見正宗」をやります。この名の酒は、ここでしか飲めません。なぜならば、ここの大将の命名だからです。都鶴酒造が同じ名前の酒を出しているようですが、ここの伏見正宗と都鶴の伏見正宗は同じものなのかどうか、聞くのを忘れました。このレベルの酒を他で飲めば1合あたりの価格は3倍はするでしょう。こやつを近くの酒蔵から仕入れてくる大将の慧眼に感謝であります。それにしても、この立ち呑み屋でも女性の一人ぐびりが定着しているようです。世の男ども、草を食うてる場合ではない、ここは一財産失うまで遊侠すべきの秋(とき)でありますぞ。
いつものことながら、安兵衛さん及び遺志を実行した息子さんには頭が下がります。いずれ安兵衛さん遺志碑の旅も企画しなくてはなりません。ちょっと歩くと風呂屋、何となく「新地」のニオイのする建物です。大阪の新世界が造られたときのような感じがします。昔は新地のおやまはん達も利用したことでしょう。
紀元は二千六百年の碑。「金鵄輝く日本の…」と大声で歌いたいところですが、未だ酔っぱらってはいませんので、後ほどのことにしましょう。
金鵄と神武帝(第1回国勢調査記念メダル)
寺田屋方面や龍馬通りとやらは空気が悪いので長建寺方面に向かいます。何でも良いけど、寺田屋に掛かっている「坂本龍馬」の表札、あれは恥ずかしいぞ。どうせなら「有馬新七」等も掛けたれや。いつもは閑散たる寺も本日は、ブームの残滓で人出が結構多いので、お参りはまた次回にというところです。
長建寺
この長建寺の前あたりが、よく知られている酒蔵スポットです。十国舟の乗り場もこの南浜にあります。灘にはこんな綺麗なところはないもんなー。けど灘はおもいきりただ酒を飲ましてくれるでー。そやな、そういう点では伏見はケチや。頭の中でごちゃごちゃ言う声が聞こえます。
中書島は、今でも大きな目で見ると島なのですが、昔の島は一方が埋め立てられて島ではなくなりました。その工事の記念碑です。伏見市の名前も懐かしい。
黄桜の通りに出ました。ここの地ビールは後で飲みに来ましょう。やはりブームの名残からか、カッパカントリーも盛況です。駐車場に観光バスが停まっているのは初めてみました。この中に名水「伏し水」があります。この近辺には、名水が湧いているところが何ヶ所かありますが、ペットボトルを何本も持ってくる連中のせいで観光客が味見の出来ぬところもあります。伏見ではないのですが、亀岡の神地の乳の泉などは、本当に地元の人々も辟易としているようで、「できるなら汲みに来て欲しくはない」ようです。だいたい厚かましい連中はモラルも低い。
少しだけ、京街道を歩いて源空寺、法然上人の名を寺号としています。本堂はただ今修理中。ここも真言宗か何かから宗旨替えした寺です。伏見城秀吉遺愛のお地蔵さんや大黒天、いろいろなものがゴッチャに伝えられています。明智光秀と大黒天の話は聞いたことがありますが、秀吉と大黒天については何かに載っているのでしょうか?明智が捨てた大黒天を秀吉が拾っていたりして。
大手筋の商店街も末端の方には既に衰亡の兆しで、テナント募集中の張り紙も多くなっていますが、まだまだ他の商店街に比べたら元気です。ゲルマン人の侵入直前のローマ帝国というところでしょうか。何はともあれ、本日も先ずは油長で「利き酒」です。
本日のハイライトは20年ものの「古酒」、見た目も真っ黒です。小生などは「薬のようでまずい」としか思えぬのですが、我々とは単位が違う酒飲み(師匠曰く「あれは升、わしらは合」と)、「オレはウマイと思う」といいます。まあいわば酒エキスみたいなものですから、豪の者の嗜好には合うのかも知れません。日の出盛の大吟醸などは、やはりウマイ。
利き酒も良いが、やはりこのように寒いと、冷やでぐいぐいやるのはよくないようです。はやく黄桜に行って熱燗にありつきましょう。
黄桜では熱燗の前に地ビールであります。例えば周山ビールの利き酒セットなどは200ミリリットル×3で、その味もよく判りますが、黄桜は100×3ということで、味を確かめる前に無くなります。カッパ諸君、一考の余地ありやで。ここの売りはエジプトビールでありますが、どうも従来の地ビールの方がウマイ感じです。青ナイル、白ナイルに掛けたビール名も名前負け?それにしても、坂本龍馬効果はすごい。ここがこんなに流行っているのは始めて見ます。この辺りの人は「龍馬」を発掘してくれた司馬遼太郎、その故地である中河内には足を向けて寝られへんでぇ。
熱燗で温まった後は最後の一押し、中書島駅前の立ち呑みで「伏見正宗」をやります。この名の酒は、ここでしか飲めません。なぜならば、ここの大将の命名だからです。都鶴酒造が同じ名前の酒を出しているようですが、ここの伏見正宗と都鶴の伏見正宗は同じものなのかどうか、聞くのを忘れました。このレベルの酒を他で飲めば1合あたりの価格は3倍はするでしょう。こやつを近くの酒蔵から仕入れてくる大将の慧眼に感謝であります。それにしても、この立ち呑み屋でも女性の一人ぐびりが定着しているようです。世の男ども、草を食うてる場合ではない、ここは一財産失うまで遊侠すべきの秋(とき)でありますぞ。
せっかくキッチンドランカーになっておられたのに足を洗われたとのこと勿体ないです。女性は、やはり顔が赤くなることを気にされる人が多いですね。深夜にこっそりと帰るツアーを企画したいところですが、それだと朝帰りのオッサンと変わらなくなってしまいますね。
島根ワイン、懐かしいです。小生は出雲の風景が好きで良く行っていました。神魂神社が一番好きでしたが、日御崎神社から灯台への道なども思い出されます。
このブログを見せて頂いたあとに、伏見のお酒のことが新聞に出ていました。記事の一部を拾いますと、藤岡酒造では、ガラス越しに蔵のタンクを見ながらカウンターバーで酒を楽しめる。また伏見銘酒共同組合で13日午前11時~午後3時に試飲販売を楽しめる「酒蔵開き」を催す。と載っていました。
ゼミで羽田酒造に数回行きましたときに、地ビールの試飲と、酒かすを細く切り、(するめを裂くように)焼いて下さったのが美味しくてその後はあのやり方で焼くと「あれもうないの」と云うくらいいくらでも食べられます。山梨勝沼や島根の旅ではワイナリーの試飲が嬉しくて好きですね^^
それから、近江、新旭の松の花も飲ませてくれます。大吟醸の名は「藤樹」ですから、酔ってはいられませんが。
その点では、伏見には試飲という習慣がないので、ものたりません。ただ、おもしろい店はいっぱいあるので、試飲と言わずに本格的に飲めということなのでしょうね。
中書島周辺や大手筋は昔はたまには歩きましたが、最近は足が遠退いております。駅前の飲み屋には、友人と2~3度か入りました。あの酒は、伏見正宗と命名されているのですか。そう言えば、店頭の看板に大書されていましたか。もう忘れています。油長などは一人では入るのが気後れしますので、いつも素通りです。遠方からの御方の方がずっと馴染みの様です。
近くに住んで居ながら知らない場所が多くて、また徘徊堂さんの徘徊で連れて行って下さい。それにしても、羽田酒造のお嬢さんは、今はどうされているのか。私が宇津へ落ち着く前に、周山の知人宅に一時(1カ月ばかり)居候しており、その時に一緒に裏の田圃の溝に浸かって遊んだことがあります。ずぶ濡れになって自宅まで送って行き、母上にコワイ顔で睨まれました。もう65年以上も昔の出来事ですが、あの田圃は、今でも酒用の米を作っているはずです。今度行かれたら、訊ねて見て下さい(私は滅多に行きませんので)。お嬢さんは私より確か1~2歳年長ですから、もう老婆ではありますが。
話が外れて申し訳ありません。近くて遠きは何とやらと申しますが(言い訳ですが)伏見の銘酒徘徊の企画もまた宜しく。「立春に喉越しも佳き冷やの酒」道草。
アサヒビールでも、試飲3杯の恩義は深く感じるようで、ビールといえばキリンの一番搾りばかりを買っていましたが、このところはアサヒ・ザ・マスター(スーパードライとほぼ同じ価格)を買うようになりましたから、あの工場見学作戦は正解です。
サントリーでウイスキーを飲ませてもらったときにも、次の日は早速ウイスキー探しに走っていましたし、友人などは一旦買って、あまりにウマ過ぎて「あかん!気違い水や!」とハッと気がついて、それを捨てた等と話していましたし、ケチケチしなければ絶対に元は取れると思います。
灘の酒でも、最近は居酒屋で福寿ばかりを飲んでいますし、検尿容器みたいなので試飲させる沢の鶴などは決して買いません。
地ビールの話がでましたが、我が職場の企画、京北の正月行事体験、で羽田酒造の酒蔵見学時にアテンドしたのですが、その時は羽田の社長が直々案内してくれました。始めてビールの工場も案内して貰ったり、あの苦いホップを口に入れる機会も作ってくれました。その時は地ビールや何種類の酒も試飲させて貰えますので、私は乗ってきた職場の車を同僚に託して試飲に参加させて貰いました(^_・)その企画には伏見からおばちゃん軍団が参加されていまして玄人の批評をされていましたね。試飲をケチらなければ売上でちゃんと元はとれます。我が大阪の呑み友達には、試食や試飲をさせて貰ったら極論すれば味はどうあれ必ずそれを買うのやと宣言して実行する豪傑もおります。