秀山祭九月
二世 中村吉右衛門三回忌追善
歌舞伎座
-----
今月は少し長く書いてしまいます。
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二世吉右衛門追善というタイトルを帯びてから、「秀山祭」は別格のものになった。
私の観劇ライフの大部分を二世が占めていたから、だろうか。
(初代吉右衛門の現役活躍時代を私は知らない)。
かつての九月は、私には、滋味の時間だった。
昨年は初めての二世追善ゆえかと思ったのだけれど、今年もまた格別だった。
九月秀山祭は、変容したと思う。
成熟も若さもそれぞれのが満ち満ちた。
あの雰囲気は、
うまく言えないのだけれど、一番近いイメージは、ソーシャルグラフかなぁ。
真ん中に二世、役者さんたちをおだやかにつないで、上から色をかぶせることなく、
それぞれが在るけれどバラバラではない。
間をつなぐネットワークを流れるものは何だろう。 愛?(照)。
2階のポスター展をみて、かつての素晴らしい時間を思い出し。あらためて感謝を。
◆昼の部
一、祇園祭礼信仰記 金閣寺
二、土蜘
三、二條城の清正
◆夜の部
一、菅原伝授手習鑑 車引
二、連獅子
三、一本刀土俵入 取手宿安孫子屋よりお蔦の家 軒の山桜まで
(2023.9.9)
二世 中村吉右衛門三回忌追善
歌舞伎座
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今月は少し長く書いてしまいます。
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二世吉右衛門追善というタイトルを帯びてから、「秀山祭」は別格のものになった。
私の観劇ライフの大部分を二世が占めていたから、だろうか。
(初代吉右衛門の現役活躍時代を私は知らない)。
かつての九月は、私には、滋味の時間だった。
昨年は初めての二世追善ゆえかと思ったのだけれど、今年もまた格別だった。
九月秀山祭は、変容したと思う。
成熟も若さもそれぞれのが満ち満ちた。
あの雰囲気は、
うまく言えないのだけれど、一番近いイメージは、ソーシャルグラフかなぁ。
真ん中に二世、役者さんたちをおだやかにつないで、上から色をかぶせることなく、
それぞれが在るけれどバラバラではない。
間をつなぐネットワークを流れるものは何だろう。 愛?(照)。
2階のポスター展をみて、かつての素晴らしい時間を思い出し。あらためて感謝を。
◆昼の部
一、祇園祭礼信仰記 金閣寺
二、土蜘
三、二條城の清正
◆夜の部
一、菅原伝授手習鑑 車引
二、連獅子
三、一本刀土俵入 取手宿安孫子屋よりお蔦の家 軒の山桜まで
(2023.9.9)