小名浜商店街は、震災の時も徒歩で行ける海からの津波が来なかった。子供の頃、町興こしをやった先祖たち自然災害のない土地を選んだと聞いた。
ところが、今朝のヤフーニュースでは”津波いわき市小名浜”と町名まで出ていました。知人がたくさんいるので心配。
皆さんの地域はいかがですか?もし停電していたら、落ち着いて行動してください。暗闇の中を歩く場合はかなり危険です。私は、スリッパは全部靴で、かかとを折りスリッパの様にして履いています。睡眠中、寝床の横に置いてあり、災害時に慌てて素足で歩き怪我しないよう、いざと言うときはかかとを立てて履きます。そうすれば、2階から飛び降りるとかそのまま避難とかの事態になっても慌てて靴探しをしないで機敏に動けますし、スリッパの様に足から脱げる心配もありません。
東日本大震災では、数キロ先の街にはかなり高い津波が押し寄せ、原発はご存知の通り。多分原発からわが家は40キロほどしか離れていない。両親は数百年続いて住んでいた小名浜を離れ常磐線の通っている海から遠いところに30年以上前に越してしまった。両親は震災の前に亡くなったのだが、何か胸騒ぎがしたのだろうか。後を継いだ人間は遠くの高台で安全だった。
私は、関東大震災のとき祖父が撮った写真を見ては将来起こるかもしれない恐ろしい災害を予見していた。火炎放射器の様な、建物より大きい火の球が道路や川の浅瀬を転がって何でも焼き尽くしたらしい。3日後のその写真を見ると、なんと川の浅瀬に亡骸が置き去りにされたまま。3日後だったので、余震やら例の騒動などで死体安置どころではなかったと思う。ところで、いつも避難の準備をしている私はいつも馬鹿にされていた。しかし、『災難は忘れた頃にやってくる。』。先人たちが未来の子孫たちを気遣って教えてくれていた、言葉は忘れないでいていつも注意していて欲しい。
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