「1÷2は?」
「1÷2=1/2 + 1/2 です。」
「授業に集中できないADHD?」「算数では、こう仮定するって教えたでしょう。”半分は?”って聞いてるのに!」
「だって、クッキーを半分にしたら半分と半分になるでしょ。」
「こりゃだめだ。お母さんに頼んで、お医者さんに相談しましょうね。」
「そういえば、あの子は社会はとても優秀だけど、算数・国語がまったくできないしね〜。」なんて声を聞いたことありますか?「質問すると、全くトンチンカンなのよ!」特別学級に行くとか、カウンセラーに相談しましょう。」と言われる人が大勢いる。
あなたが成績などのことで子供を叱りたくなったら、「自分の子に自分の期待を無理やり押し付けてはいないか?」と自分に問いかけてくださいね。もしかして、あなたのお子さんは、ある面でとても優秀で他のことに集中できないのかもしれません。
私の両親も祖父母も、叱りたい時は“ことわざ”か“ユーモア・ジョーク混じりの皮肉”の手を使ったので、「どういう意味か?」と考えさせられました。たまには、一日中考えさせられたりしました。ただ、学校の成績については全く何も言われたことがなく、お稽古ごとについても、その点で責任を負っているのは母でしたが、自分の友だちに話しているような調子で話しかけてくるので、素直に意見を言ったり反省したりすることができました。
悲しいケース
ピアノの生徒で、姉も妹もとても素直で教え易く、成長を楽しみにしていたことがありました。ところが、発表会で年齢が下の小3〜小4の他の生徒たちがショパンのワルツとかベートーベンの月光の第3楽章などを演奏したあと突然の変化が。。レッスン時、お母さんから「うちの子達は才能ないのがわかりました。ピアノはもう辞めます。」と言ってきたのです。レッスンを始めた年齢が遅かったせいもありますが、大体音楽は、今のレベルで弾ける曲を最大限に楽しんで演奏できていれば大成功ではないでしょうか。
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