みなさんこんばんは、埼玉県さいたま市の特定行政書士、田中太志です(当事務所のホームページはこちら)。台風10号が熱帯低気圧となり、東北のほうへ行きましたが、みなさんにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。大丈夫でしょうか。私は帰宅途中で嵐に見舞われたりしましたが、何とか大丈夫でした。
さて、8月25日には社労士試験がありましたが、10月20日の日曜日には宅建士試験がおこなわれます。受験する方々にとっては、今が踏ん張りどころだと思います。私は宅建士が「宅建主任者」という名称だった頃に試験を受けて合格しましたが、その知識を維持するために、今もYouTubeで宅建の動画を見たりテキストを読んだりしています。
そして先日、宅建の知識全体をおさらいするのに良さそうだなと思い、LECの『出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555』という本を買いました。
これはコンパクトなサイズの293ページの本で、宅建の重要なポイントを短時間で復習することができます。また、購入者は、mp3の読み上げ音声を無料でダウンロードすることができ、電車の中などで耳から重要知識を学ぶことが可能です。目で読むだけでなく耳からも聴くことで、さらにしっかり知識が定着することが期待できます。
私は実際にmp3をダウンロードしてみましたが、読み上げ音声は若い女性の声です。読んでいるのは声優さんではなさそうです。LECの社員さんなんじゃないかなと思います。素人っぽい声だけど、丁寧に読んでいて聴きやすいし、やや癒し系の声です。
私は最初、「逆解き式」の意味がわからなかったのだけど、つまりはこういうことです。最初に重要ポイント(答え)を読み、その知識を持った上で問題を解く、ということです。ちなみに、掲載されている問題はすべて一問一答式の過去問です。でもこの過去問はおまけのようなものです。重要ポイントが過去問でどのように出てきたかを確認する程度でいいと思います。あまり真剣に解く必要はないです。それよりも、重要ポイントを繰り返し読んで覚えたほうがいいです。
宅建は試験範囲が広いので、以前に勉強したところを忘れてしまいがちです。しかしこの本を使えば、短時間で復習することが可能なので、知識が抜け落ちていくのを防ぐことができます。基本テキスト、分野別過去問集、直前予想模試にプラスして『最重要ポイント555』があれば完璧なんじゃないかな、と個人的には思います。ちなみに直前予想模試はLECのものがおすすめです。動画解説が付いているし、問題もちょうどいい難易度なので。別にLECの回し者ではありません。
あと、私がnoteに書いた宅建合格法の記事も購読していただけると嬉しいです。できるだけお金を使わずに独学で宅建に合格する方法について、1万4,000字近く書きました。