私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

センス

2006年06月02日 | Weblog

米国の名門校のデューク大学(ノースカロライナ州 ダラム市)に通学している、ジョン君の部屋です。(写真)

以前、ICU(国際基督教大学)に留学してきたジョン君は、我が家にホームステイで滞在していました。

家から大学までは自転車5分くらいでしょうか。真面目に日本のことを学び、勉強家でしたね。

いまでは世界を飛び回っているとのことです。


ある時、ノースカロライナ州に行くことがあり、彼の部屋を訪ねたことがありました。

ある場所で待ち合わせをしましたが、ジョンは私を発見するなり、抱きついて来て喜びを表現していました。
また、彼の目から光るものを感じました・・・。
(本当の息子のように可愛らしさを感じました)

我が家ではいろいろな国々からホームステイを受け入れていましたが、彼らにはお父さん・お母さん(日本語で)と呼んでもらっていました。

当然、ジョンもお父さん良く来てくれたね、と言っていましたが、あとは言葉がでませんでした。

ボクがこの町を案内するし、何でも言ってくださいとのことです。

先ず、案内されたのがジョンのアパートです。
数日間の宿になりますが、普通の学生用アパートでこぎれいにしていましたが、部屋の隅には日本のガラクタ(失礼)なども飾られていました。

我が家に住んでいた時に、女房が要らなくなった帯をお土産に差し上げましたが、その帯がご覧のように飾られていました。(写真)

私はうなりましたね。
あの帯が、このように飾られるとは・・・。
固定観念しかない私にとって、このセンスは目を見張るものがありました。

やはり、違った生活環境の人との出会いは、このセンスを含めて、刺激的であり楽しいものがありますね。

こうして、わたしの潜入感が一つ壊されました。

yuki

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
不思議 (katz)
2006-06-02 21:14:10
私が学生だったころ(ずーっと昔)のことを思い出しました。留学生や旅行で私の地元に来ていた人たちの多くが葬儀屋さんで蒼白い灯篭とか、供養に使うぼんぼりみたいなの(すみません、名前忘れました)をお土産に買っていくんです。聞くとお部屋に飾るとか。友達がどう使うのか教えてあげたけど、気にしていない様子でした。客観的に見ると、きれいなんだろうなと思いつつ、やはり、私たちはお部屋には飾れないね、と友達と話しました。
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Unknown (nagomi)
2006-06-02 22:25:34
こんにちは,京都のnagomiどすえ~



今日はyukiさんにお隣にいて欲しかったです

今度ブログに取り上げてくださいませ。どらえもんのポッケからちょっとうんちくをだしとおくれやす



きっとyukiさんも皆さんの思い出に残るホストファザーなんでしょうね

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Unknown (ゆち)
2006-06-02 22:59:53
爺~こんばんは♪

ほんとぉ!!すてきぃ~~

スクロールで、何度も上下しながら、yukiさんの文面と、写真を眺めていました。

腰に巻かれるだけじゃない、この帯はなんて幸せ者なんでしょ~♪



お料理もそうですね。。固定観念を取り除くと、すぅぅっと色々な発想が出て来ます。

もしかしたら、帯だって美味しく食べられちゃうかもっ(^_^;)。。。。。
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Unknown (darklady)
2006-06-02 23:46:15
☆ばんは~!



ふむふむ yukiさん交友録にはいつも感心していますが ホストファミリーもされていたんですね~

外国人の日本文化へのセンスにはあっと驚くことがありますね パリのホテルの向かいにあるアパートの窓は スダレが数枚掛かっていました 

驚いたのは 瀬戸の焼き物を傘入れしたもので それは実はお手洗いで使う男性用の器で藍染模様できれいですが あっ でした



帯は最近テーブルコーディネートなどにも使われますが壁に上手に張ったものですね!







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素敵な感動がアートに♪ (rakey)
2006-06-03 00:55:43


yukiさんとご家族の心のふれあいを通して

そのときの感動とともに思い出の品がアート

に変身したのですね。愛のあるよいおはなしを聞かせていただきました。
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Unknown (momijik)
2006-06-03 01:03:35
こんばんは~

留守をしていてご無沙汰になってしまいました。

↓の「私は隣りが実家ですので、毎日、仏壇にお線香と手を合わせています。」

とあってとっても感動しました。

できそうで出来ないことだと思います。

yukiさんがとってもモダンに感じますので

意外に(失礼!)思ってしまいました。



ホストファミリーもされていたのですね。

またまた新たな横顔に脱帽です



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感性ですね。 (wakaba)
2006-06-03 01:10:45
日本人とアメリカ人の感性に違いがあるんでしょうね。どうしても 固定観念から抜け出せないですもんね。

でも 日本人は 日本の文化を大切にしないと・・・と思います。着物だったり 帯だったりって とっても きれいですもん。
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Unknown (YOME)
2006-06-03 04:29:45
姫じゃ。



ブルーベリーって簡単に育つんですね~~。

プランターでもいいんだ!実がなるものって

娘と摘むのが楽しそうなので

育ててみたいんです。ありがとうございます!



YOMEも娘がもう少し大きくなったら、ホームステイの受け入れをしたいと思っています。



アチコチに息子さんがいらっしゃるんですね。帯の新しい美しさも発見できそうな飾り方です。出会いひとつで、自分の感性の広がりも変わってきますね~。



>>>ランキング応援ありがとうございます。おかげさまでもうひとつのほうは、1位です。のんびり頑張っていきます。

いつも本当にありがとうございます!



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Unknown (ミリアム)
2006-06-03 05:53:09
yukiさんはホストファミリーをなさっていたのですか(^^)



yukiさんのお宅に滞在できた留学生の皆さんはさぞかし充実した留学生活を送られたことでしょうね。



私の友人も何人も日本に留学しましたが、ホストファミリーが留学生に与える影響ってものすごく大きいですよね。





それにしても、帯の飾り方には感心しました。帯=ベルト=衣類という先入観が無いからこその自由な発想なんでしょうか(^^)



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固定概念 (Baw2ken)
2006-06-03 08:59:59
帯をこのような形で飾っていらっしゃる方はそうはいませんね。

写真を思わず見返してしまいました。

私は固定概念を壊すようなものに出会えると、なんだかちょっと

嬉しい気分になります。ステキな写真ありがとうございます。
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物の見方 (Zuppina)
2006-06-03 17:02:50
帯がアートになってますねぇ~!

頭が柔らかい・・・

でも、日本人も結構頭柔らかいかもしれませんね

だって、外国の人から見たら「わが国のXXXが!」

って、ものが日本にはたくさんありますもの



「イギリスパン」もイギリスには存在しないし、

カレーパンもインドにはなさそうだし、

たらこスパゲッティーなんかイタリア人に

怒られそうですよねぇー!
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Unknown (yuki)
2006-06-03 18:56:30
katzさん



ジョージアの記事を楽しく拝見しています。

日本の品物の利用方法で、私も驚いたのは仏壇をワインの貯蔵庫に使っているとの話を聞いた時です。

一瞬、このバチ当たりが!と思いましたが、それも有りですね。

確かに、ぼんぼりも走馬灯のように、中がくるくる回れば、面白い飾りになりますよね。





京都のnagomiさん



京都弁はいいぞ~。いいぞ~!



永年勤続、おめでとうございます。

上司の目を見て、ニコリですよ。

それでOKです。

ホストファーザーですが、ゴットファーザーじゃありません。

もう、爺ですよ。





ゆち姫



お麩の料理は納得しましたよ。

でも、我が家では作ってくれないと思います。

共働きですので、いつも10分料理ですので・・・。

どうしても、習慣だとか前例とか概念で、固定観念がありますね。

料理もそうなんですか?

帯は繊維質なので、胃腸にいいかも知れませんね。

ゆちさんのおかげで、アクセス数が凄かったんですよ。ありがとう、ゆちさん。







darkladyさん



☆ばんは~!がいいなぁ~。

爺の会話には、こんなのはありませんよ。



我が家には、何カ国の方が来られたのかなぁ~。

今度、数えてみますよ。

いわゆる、後進国の方も多いですね。



男性用の朝顔ですね。あれは、私も何かに使えると思いました。

発想の転換をしてみると、また、違った世界が開けますね。

我が家も帯をテーブルに敷くこともありますが、壁に飾ったのは参りました。







rakeyさん



いつも素敵なアートを拝見しています。

感動って、結構身近にあるもんですね。

やはり、感動する気持ちが、第一歩なのかも知れませんね。





momijikさん



仏壇に手を合わせるのは習慣ですから・・・。

実は、確りと日本人をしています。

文化とか習慣は大事にしたいと思っています。(お寺の檀家総代の役もおおせつかっていますので・・・)

国と国のつながりでなく、人とひとのつながりを大事にしているだけですよ。





wakabaさん



家内は今ブティックを経営していますが、本来は私が呉服店を継がなければならなかったのですよ。

でも、サラリーマンをしています。

そんなことで、着物などにも大変興味がありますね。

方向が違えば、呉服屋の旦那(爺)だったかも。





YOME姫(爺じゃ)



姫はNY生活の経験もあるし、受け入れも万全じゃないの?

私は日本のことを紹介するために、ホームステイを受け入れたのではなく、受け入れた方の生活を知りたくてですよ。

ですから、スーパーに連れて行き、自国の料理を作ってもらうんです。

日本で(我が家で)世界料理が食べられるって素敵でしょ!



銀花さんに行ってきました。

いい店ですね。男性がお二人いましたが、年配の方の方がオーナーかな?





ミリアムさん



ホストファミリーで来られた子ども(大人もいます)満足したかは判りませんね。

私がお父さんですので、息子たちと同じように使っていましたからね。

自転車を与えて、勝手に街を見て来いですよ。

風呂の掃除もさせました。

でも、別れの時は涙をいっぱい浮かべていますね。





Baw2kenさん



どうしても、普段の生活からの発想になりますが、私たちも外国に行けば、その行動や考え方に驚くのでしょうね。

ご主人の料理を頂いてみたいですね。

星3つは近いですね。







Zuppinaさん



実は、私も同じことを思っていたのです。

日本は加工貿易と習いましたが、何でも日本流に加工してしまうのですよね。

特に、ネーミングだけで、中身が無いのもが氾濫しています。



インドカレーを食べた時に、これはシチューかと思いましたが、インドではこれなんですよね。

英語でもカリーストゥーと言いますもんね。



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