私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

我が家の家紋と意味(雑学)

2024年12月30日 | 自分のブログ

私の家紋は丸に蔦、そして女房の方は九曜星です。

結婚当初に(51年前)、我が家の守り神(縁を結んだ)?として私が杉板に描いたものです

今では自分の家紋を知る方も少なくなったと聞きます。

家紋は、一族や家系を表すシンボルであり、その家の出自や血統を示すとしています。

平安時代以降、貴族や武士が自分の家を他と区別するために使用するようになり、その後一般庶民にも広まったとありました。

家紋のデザインには、その家系や先祖に関連する意味が込められていることが多いのでしょう。たとえば:

  • 植物: 繁栄や家の成長を象徴(例:桐、梅、竹)。
  • 動物: 勇気や忠義を表現(例:鷹、鹿)。
  • 道具や形状: 家の職業や特技を表す。

また社会的・文化的役割もあります。

  • 結婚や葬儀: 家紋は、婚礼や葬儀などの儀式で用いられます。和装の着物や墓石に刻まれることが多く、一族の絆を再確認する役割を果たしているのでしょう。
  • 区別と連帯: 戦国時代には、戦場で敵味方を区別するための旗印や装備にも使われました。

 デザインの普遍性と美しさ

家紋のデザインは非常にシンプルで抽象的でありながら美しいものが多く、これが現代でもロゴや装飾デザインのインスピレーションとなっているかと思います。

家紋(西洋ではエンブレムでしょうか?)は先祖代々からつながるもので、その家の目印として繁栄や勝利するなどいろいろな意味が込められていると聞いています。

我が家の「丸に蔦」は、ツタは、樹木や建物などをつたって、どんどんとそのテリトリーを広げる繁殖力の強い植物であることから、家系や子孫の繁栄のイメージで捉えていると聞きます。

また、女房の「九曜星」は9つの(日・月・火・水・木・金・土の七曜星と彗星の2つを表すといわれます。真ん中の大きな丸のまわりに小さい丸を8個並べたデザインで太陽と惑星の意味し、いつでも明るく世を照らすとか、子孫繁栄と言う思いからできたのでしょう。諸説あります。

女房は山梨県出身ですので、戦国時代で武田信玄の関連があるのかも知れませんが、先祖代々百姓と聞いています。でも、親戚筋には県知事さんになった方もいました。お婆さんは知事の名前を呼び捨てにしていましたね。

紋付(もんつき)の着物を見ることは、最近は減っていますが、かつては紋付き袴が正装とされ、成人式や結婚式で着用されていました。

年齢がある程度上の世代なら、紋付の着物を持っている人も多いかもしれませんが、いまでは、ほとんどが貸衣装になっています。

また、先祖の写真に紋付の着物を着た人物が写っていれば、自分の家紋が分かる可能性もあります。

私も結婚式の時は紋付袴姿でした。しかし、貸衣装でしたので紋は張り付けた(張り付け紋)でした。

また、嫁入りする時は自分が生まれた家紋を身に付けます。

したがって女房も結婚式などで着る衣装などは実家の紋になります。結婚して子どもたちはほとんどが主(私)の家紋になりますが、このようにしてそれぞれの家の二つの家紋が存在しています。

夫婦別姓の時代に家紋の持つ意味も変わって来たのでしょう。まぁ~今では通用しない年寄りの話しになってしまいそうです。

そう、パスポートは多くの方が持っているかとおもいます。

表面には菊のご紋章が記されています。

パスポートの表紙部分の「日本国旅券」篆書体になっています。神聖な文字とされています。

また、"この紋所が目に入らぬか~!"のセリフがある、水戸光圀公は徳川家康の象徴「三つ葉葵」ですね。

皆さんの家の「家紋」がどんなものかご存じですか?「いや、うちには家紋はないよ」「見たことない」という方も多いかもしれません。

でも、機会があったら是非調べてみてください。家紋は日本に古来からある紋章(エンブレム)であり、現在の苗字や住まいのある地域に由来することも多いと言います。

墓参りする時や、今では少ないかと思いますが、着物を仕立てるときなどに家紋を入れることもあるかと思いますので、自分の家紋を知って置くのも良いかと思いました。

さらにそのご紋の意味などもネットで知ることが出来ますので面白いかと思います。

温故知新(古きを訪ねて、新しきことを知る)アナログからデジタルですかね?

実は私の方は代々呉服屋をしていましたので、家紋帳などを良く目にしていたからです。

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話は異なりますが、鳳凰ってご存じですか?

賞状など縁取りにも鳳凰が描かれています

鳳凰と言う一羽の架空の鳥とお思いでしょうが、実は鳳と凰と言う二羽で成り立っています

西洋では、東洋の不死鳥ともみなされ、「フェニックス」と呼ばれることもあります。鳳が雄、凰が雌のようです。

品格のある紙幣にふさわしいものとして、瑞鳥(ずいちょう)として、前一万円札の裏面でも図案化されていた鳳凰を採用されていました。

旧一万札です。

紙幣も変化し、これまではこの裏面になっていますが、新一万円札からは登場していません。

子どもが来れば、この鳳凰も飛んで行くのでしょう。

これも雑学です。

 

yuki76


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