よもじいのよもやま話2

剣山から三嶺(R4.8.11)

二日目、朝4時半ヒュッテを出発。ガスガス。雨が少し前まで降っていた。

フラッシュを発光してないので暗い。

頂上も真っ白で方向が分からんようになってウロウロ。

5時頃ようやく次郎岌の登山道を発見。

下のトラバース道との分岐地点くらいでようやく回りがはっきりしてきた。

次郎岌の直登とトラバース道の分岐。

真っ白のなか何回かピークが見えてくる。

頂上手前の分岐、

5時45分、次郎岌到着。

360度真っ白。写真を撮ったら丸石へ向かう。

トラバース道と合流。

三嶺まで15Kか、遠いな。

ガスの中は涼しい。

ここらも天気が良ければええ景色やろうな。

青空が見えたぞ、

少し稜線も見えてきた。

南方面の山々、

ええ雰囲気やないか、風も気持ええ。雲が西から東へ流れていく。

新芽の色がええな。

シャジンかツリガネニンジンか、

ええな、これくらいの雲の流れは快晴のガンガン照りよりええかもしれん。

6時45分、途中のピーク丸石。

稜線上の道ははっきりしとる。

丸石避難小屋へ着いた。

外の倒木で朝飯、水を凍らしとったので、冷たいし、トマトもまだ冷えとる。

鬱蒼とした気持のええ尾根、

広い場所へ着いた、前はまだガス。

南側は明るい。

この辺もええな、

次のピーク高ノ瀬、8時10分。

前から若いしが来た、名頃から三嶺を越えてきた、

そして剣山を越えて帰ると言う。若い者は恐ろしいな。

ここはオオヤマレンゲの群生地、鹿除け、

あと9Kか、

また前から人が来た、この人は 中東山へのルート確認に来た。

広い笹原、天気が良ければ展望もええかもしれん。

しかし、滴で靴下がぼっしょり、歩きにくい。

ガスがかかっとるけん涼しい方がええかも。

この女性も名頃から見ノ越まで歩くと言う、凄いな。

足元に花がチラホラ、

平和丸、剣山山系には丸の付く山名がある。

少し明るくなってきた、

東の方も雲が取れてきた、

白骨林、

10時、白髪避難小屋へ着いた。

小休止してピークを三つ四つ越えれば三嶺は近いぞ。

トモエソウ、

あと4,5K。

ガレ場の急下り、オトギリソウがいっぱい。

あのピークも越える、後ろの三嶺は雲の中。

振り返ると雲がとれ歩いて来た尾根が見えてきた、

三嶺も姿を現した、拡大して。

急そうな尾根を登るのか、

最後の長い登りの始まり、

あの大岩はどうするのやろ。

大岩のすぐ右の鎖場を登る。

あと10分で行けるやろうと、最後の頑張り。

とは言え、急やな。

頂上の雲がとれとる、

目の前の山頂に走りたい気持ちはあるけど、足が上がらん。

剣山、次郎岌(ちょっと雲)、間に一ノ森も見えた。

ヤマハハコ、

頂上に人がおる。

12時5分、三嶺着いた。

北に矢筈山、

剣山方面。

天狗塚方面、ガスが残っとる。

これだけ見えたら十分です。

お昼は水とトマトの残り。疲れて食欲無。

満足したら下りるか。

避難小屋の笹原をぐるっと回って、

頂上にご挨拶して下山。

ガレ場の斜面を慎重に、

モミ林を、

ひたすら下る。まだ1時間はかかるな。

林道と交差、

もう駐車場は近いぞ、急坂をこけんように。

14時15分、無事帰る。

剣山から三嶺縦走、足が疲れたけど終われば楽しかった。

天気もガスで暑くもなく、三嶺手前からは展望も良くなって、

我ながら一日一善の普段の行いの結果やな。

講釈より早よ帰ってビールを飲もう。

5時半過ぎに松山着。ビールが美味しかった。

コメント一覧

ケイちゃん
世界でも剣山と和歌山奥地しかないと言われていた、絶滅危惧種のセリ科のイヌトウキは、秦の始皇帝が探し求めていた不老長寿の薬草。これが剣山に自生していたらしい。山登りに行くなら、今は絶滅したと言われるこの薬草を、探して来ちゃんなはいと、娘からも言われちょりますけんなーし。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「四国(愛媛以外)の山」カテゴリーもっと見る