よもじいのよもやま話2

酒盛り(R4.11.23)

いっぷりじいさんが瓶焼酎をもろうたけん飲むかとの誘い。

キリンじいさんを誘って三人で酒盛り会を。

冠婚葬祭以外で外で飲むのは約10年ぶりかな。

勘定奉行がケイちゃんからもらったシカ肉鍋を用意してくれた。

これは宿毛で買うてきたサバ寿司。

追加の具も、

さっそくいっぷりじいさんの家で酒盛り。

最初のビールを飲んで瓶焼酎を開けるか、古い立派な箱入り。

ぜったいまろやかで美味いぞ、といっぷりじいさんが。

封を切って開けようとしるがなかなか開かん。

いっぷりじいさんが包丁で口を緩めるが、

なんとか、かんとかやっと開いた。

おい!中身は1センチほどしかない、

どがいなっちょるんぞ。

飲んでみるか、

イマイチ、喉に通りにくい。まろやかさはないぞ。

これは安物を入れ替えとるぞ、とキリンじいさんが言う。

しやないな、

なんじゃかんじゃ言いもって酒盛りは続く。

誰も瓶焼酎は飲まん。

いっぷりじいさんが普段飲みよる焼酎の方が喉の通りがええ。

いっぷりじいさんの姉さんがアジのすり身を差し入れしてくれた。

出来たてで美味い。

これは高い酒ぞといっぷりじいさんが奥から出してくる。

ばかやん、あほたれ等とののしる言葉が行き交う。

節崎、馬瀬、深泥は紫、永ノ岡上下は青、

など小学校の運動会の地区リレーの鉢巻の色を思いだしながら、阿保やバカやと。

おい!ようけ飲んだけんもうお開きにしようや。

この瓶持って帰れと言うけど、いらんわ。

約3時間ご苦労やったな。

たまには気兼ねのう楽しんだな。もう無いかも。

コメント一覧

ケイちゃん
こがいな話を時々聞くけんど、まさか身近な所で聞くとはなーし?面白い
話やけんど中身を入れた奴も黙ってくれんと、一言云えばええのになー。
ほんでも壺を振ったら、どれ位入っちょるか分かりそうなもんやけんどなーし。
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