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NO MANGA NO LIFE!!

ペントハウス [ネタバレ]

2012-02-11 23:28:58 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



ペントハウスを観てきた。

ニューヨークにあるセレブな高級マンションで働くスタッフたちと、
それをまとめるマネージャーだった主人公が、自分のホテルの
ペントハウスに住むセレブからお金をだましとられていたことに
気づき、他のスタッフやコソ泥と組んでお金を盗みかえそうという
話。

それまで普通に働いてきただけの人たちが、2000万ドルという
大金を厳重なセキュリティーの中で盗むという展開が、荒唐無稽
ながらもコメディータッチで面白かった。

主演は「メリーに首ったけ」や「ナイトミュージアム」のベン・
スティラー。さらにコソ泥役としてエディー・マーフィー。
それだけですでにおっちょこちょいなシーンやテキトーないいわけ
しそうなシーンが想像できてしまう。(笑)


見どころは、ラストの相手を出し抜く展開かな。
それまで信頼しきってたセレブがすごく嫌なヤツだったとわかり、
ムカムカしてた気分を終盤はスカッとさせてくれる。

いろいろツッコミどころはあるけど、あまり気にせずに観たほうが
楽しめる。



J・エドガー [ネタバレ]

2012-02-04 23:44:57 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



J・エドガーを観てきた。

レオナルド・ディカプリオが主演ということで、期待して観にいったん
だけど、正直なんのためにこの作品作りたかったのか?みたいな
意図がサッパリ感じとれなかった。

アメリカ国民じゃないからピンとこないのかなぁ。
正直、FBIとCIAのちがいもちゃんとは判ってなかったりするし。

現在と過去をいったりきたりするのが、カメラワークからのスムー
ズな移行を演出してるつもりなんだろうけど、逆に判りづらかったり。

回想のように語るのが主軸なのかと思えば、現在は現在で話が
進んだり。
それが現在の話が時間軸どおりなのか、これはこれで思い出話
なのかがわかりにくいんだよねぇ。

登場するそれぞれの大統領の時代(順番)なんて知らないので、
大統領でおおまかな時代背景をつかんだりとかもできず。

とにかく、ただただ作品に入り込めなかった。

あと、意味ありげに伏線はってるふうなのに、けっきょく意味不明の
まま終わったのも後味悪い感じ。

たとえば、FBI長官の伝記を記すためにやってくるライターたちが、
意味ありげな含みのある表情をしたり、彼らがやたらと入れ替わる
のも意味不明だし、長官がライターと握手したときに意味ありげな
しぐさをしたり。

スーツを買って代金未払いですよ?のやりとりもイマイチ意味不明。

とにかく、作品の中にいっぽん筋のとおった主眼みたいなものがなく、
作中に詰め込んでるものが散乱しすぎなんだよねぇ。

FBIという組織がいかにして出来上がったかを見せたいのか?
エドガーとクライドの友情を見せたいのか?
エドガーの成り上がりっぷりをみせたいのか?
ゲイ同士のかなわぬ恋を描きたいのか?
エドガーのマザコンっぷりが見せたかったのか?
各キャストが特殊メイクで年齢を演じわけた演技を見せたいのか?
エドガーとミス・ガンディの終始交わることの無かった信頼関係を
見せたいのか?
共産主義者がいかに悪かを描きたいのか?
とにかくあれもこれも詰め込みすぎてどれも中途半端。

サクセスストーリーでもないし、エドガーがいろいろと強引にやり
すぎて失敗したって感じでもないし、なんかよくわからない。

ラストからするとけっきょく、いちばん見せたかったのはゲイの部分
なのかなぁ?(それはそれでなんか後付けっぽいんだけど)

そしてこれ、各キャストを特殊メイクしてまで使う必要あったんだ
ろうか?このあからさまな特殊メイクってのも観ててなんだか冷め
る要因なんだよね。

見どころは、なんだろうねぇ。
ナオミ・ワッツだけ年をとる速度が遅いこと?(笑)



ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵 [ネタバレ]

2012-02-04 21:38:54 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵を観てきた。

製作側の力のはいりようをひしひしと感じる作品だった。

背景的なキャラもふくめ、とにかくどのキャラもよく動く。

個人的には黒羊鉄槍重装騎兵団にガッツが単騎駆けで相対する
シーン、「騎馬戦をこういう視点で見たかった!!」って感じで、
ここでの弧を描く演出やカメラワークがすごくツボだった。

この後もあれやこれやと何があるかわかってるだけに、いま
すぐにつづきが見たい!!ってなるね。

ガッツが過去のトラウマにうなされる部分は蛇足だったかなぁ。
ここに割いてる時間がわりと長いし、半分は暗転。
劇場版って尺で考えると、今回~今後の流れにおいてこのトラ
ウマはおそらくあまりかかわってこないよね?
このへんは原作読んだのだいぶ前だから忘れてるんだけど。

見どころは、この作品に登場するすべてのキャラの動きかな。
この世界でそれぞれが生きてるなって感じがする。


原作をまったく知らないまっさらな状態で観てみたいとも思う。
その場合はどう感じるだろうね。