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NO MANGA NO LIFE!!

フランス映画祭2011 トムボーイ [ネタバレ]

2011-06-27 00:27:36 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



トムボーイを観てきた。

有楽町で開催されていた、フランス映画祭2011で公開された作品。

男の子になりたかった女の子のはなし?
本気だったのか、自分が女の子ってことに抵抗があるだけで
男になりたいわけでもないのか、そのへんがちょっと曖昧だった。

まぁ、このくらいの年齢だったらそこまで明確に自分の性別を
意識しない(選択しない)のかもしれないけど。
将来まで考えてという意味で。

最後のひとことは諦めがついたのか、開き直ったのか、その後
どうなるんだろう…?とちょっと心配になるまま終わってしまう。

途中は完全にこどもたちの夏休みって感じで、じぶんたちもこん
な感じだったよな~となつかしく、また微笑ましく描かれている。

その中でじぶんが女の子であることを隠し続けていることへの
罪悪感と、それよりも男の子としてともだちと一緒に遊びまわり
たいことを優先させてしまうこどもらしさ、どうすれば女の子と
ばれずにすむか…と、いろいろ頭を悩ませて工夫する姿など、
自然な演技もふくめてとても可愛いらしい。


見どころは、イケメン?美少女?どちらにしても美形な主人公と、
登場する子供たちの自然さかな。



127時間 [ネタバレ]

2011-06-27 00:26:46 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



127時間を観てきた。

まったく人が来ないような広大な自然公園を独りで散策してる
途中、うっかり足をすべらせて地面の裂けめに落ちたあげく、
岩に手をはさまれてしまい、身動きがとれなくなったまま127
時間(約5日と半日)をその状態で過ごした男の、実話をもとに
したはなし。

とにかく、観てて痛い!ツライ!

痛さでは歯医者でドリルが神経に当たってビクッ!!って
なるような、あの感じ。

観てるこっちまでどんどん消耗していくような気分。

上映時間のほとんどがはさまって身動きとれなくなってから。
なんとかして脱出しようとするんだけど、びくともしない岩は
絶望感しか与えてくれない。

食料も水もかぎられて残りわずか…。
しだいに幻覚まで見えはじめる。

途中ものすごいスコールに襲われてとんでもない状況になり、
水に浮いた岩のおかげでようやく脱出!と思ったらこれも幻覚。

ムゴすぎる…。

6日目、最終的な選択を迫られたシーンではかなりグロい演出に
なっているので、そういのが苦手な人は避けたほうがいいかも。

しかし、スパイダーマンのあのハリー役の人がこういう役も
できるんだねぇ。まったくの真逆というか、イメージがむすび
つかないよね。お調子者だったり、たのもしかったり、絶望し
たり、ハイになったり、後悔したり、おだやかな気持ちで最期の
言葉を残したり、衰弱したり、希望をみつけて勇気をふりしぼっ
たり。とまぁ、延々地面の裂けめにはさまってるだけなんだけど、
まるでジェットコースター感覚。


見どころは、生き残るためには手段を選ばないってとこかな。
はたしてココまでできる人がどれくらいいるだろうか。
自分にはムリだと思う。(^^;



フランス映画祭2011 消えたシモン・ヴェルネール [ネタバレ]

2011-06-27 00:24:53 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



消えたシモン・ヴェルネールを観てきた。

有楽町で開催されていた、フランス映画祭2011で公開された作品。

最後まで観て思ったひとこと。
そんな思いっきり冒頭で消えてたのかよ!(笑)

シモンがなぜ消えたのかは最後に判るけど、気の毒すぎる。
唐突過ぎるし犯人の動機がよく判らないまま終わってしまった。

この映画は、登場人物のうちの4人による、それぞれの視点から
見た4つのエピソードで構成されている。
一つの視点からでは見えなかったものが、他の人物の視点に
変わることで色々と見えてくる。別視点の部分はかなり凝ってて
おもしろい。


見どころは4つの視点かな。
別の視点に切り替わることでもやもやしてた謎がスッキリと
解消されていくのがとてもきもちいい。


上映終了後には主演のジュール・ペリシエが壇上にあらわれて
トークショーも行なわれた。



笑顔の似合う好青年。
トークショーでは誰のケータイの着信音なのか、ニワトリの
泣き声が唐突に響き渡ったけど、それを「ボクの連れて来た
ニワトリが急に鳴き始めちゃった」などユーモアも交えて
会場を温めていた。



照れ笑いしながら自分のiPhoneで観客を撮影したり。
けっこうおちゃめな感じ。



SUPER8 [ネタバレ]

2011-06-26 02:46:30 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



SUPER8を観てきた。

少年少女のひと夏の思い出、青春の1ページを切り取ったような
作品…なんてとてもじゃないけど言えない、戦火の真っ只中に
放り込まれたような少年・少女たちの命をかけた脱出劇、または
救出劇。

でも、ひとりの少年が事件をキッカケにめざましい成長をとげる
姿と、父親と息子、父親と娘がたがいの愛情と信頼をとりもどす
家族愛も描いている。
このへんはスタンド・バイ・ミーみたいな感じ。


これは、爆音の響く大きなスクリーンで鑑賞してもらいたいなぁ。

見どころは少年・少女たちの演技かな。
作中で彼らが自主制作の映画を撮ってるんだけど、演技のうえに
演技を重ねてるというか、へたうま感を見事に出してるんだよね~。

だから撮影中以外の彼らの生活感がものすごく自然に感じられる
し、その中でド派手な列車事故や、宇宙人とか非常識な事件が起
こっちゃうもんだから、危機感や緊迫感がみょうにすんなり入って
くる感じ。


そうそう、公開前に予告で流れてた部分は、この作品の本編では
いっさい出てこない。
おなじシーンは存在するけど、視点がまったくちがうんだよね。
予告を見てなくてもぜんぜん問題ないけど、見ておくとこのシー
ンで何が起こったのか判りやすいし、ちょっと得したキブンにも
なれる。この手法ってなんか新しいね。今後の映画もぜひ参考に
してほしいなぁ。



フランス映画祭2011 この愛のために撃て [ネタバレ]

2011-06-26 02:44:56 | 映画
※ネタバレや見たくない(期待してない)コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように!
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。



この愛のために撃てを観てきた。

有楽町で開催されていた、フランス映画祭2011で公開された作品。

ある男がバイクに撥(は)ねられ、病院に運び込まれた。
この男は謎の二人組に命を狙われて逃げている最中だった。

正看護師の資格を目指す主人公は、病院に運び込まれ重態となっ
ている男が、見知らぬ男に生命維持装置を外され、殺されかける
ところにたまたま居合わせてしまった。

この重態の男は警察の調べで手配されている窃盗犯と判明。
ただ、なぜ命を狙われているかは判らない。

警察がこの窃盗犯の身柄を引き取るため動こうとしているとき、
主人公の身重の妻が何者かに誘拐されてしまう。

「妻を返して欲しければ重態の男を病院から連れ出せ。この
ことを警察にバラしたら女の命は無い」というメッセージを
残して。

こうして主人公は窃盗犯をなんとか病院の外に連れ出すわけだ
けど、こんどはこの窃盗犯の命を狙う2人組から仲間と思われ
てしまい、主人公まで命を狙われるハメに。

さらには窃盗犯を逃がしたことによって警察からも手配されて
しまう主人公。

身重の妻を助け出したい一身で必死になっている主人公の行
動は裏目に出てしまい、状況はどんどん悪化していく

こうして複数の敵対グループを相手にしながらも、病院から連れ
だした窃盗犯とは奇妙な信頼関係が芽生えはじめ、それぞれの
目的のために協力して状況を打ち崩そうと動きはじめる。


途中から窃盗犯が意識をとりもどして主人公と一緒に逃亡したり
するんだけど、だんだん一流のエージェント的な雰囲気をだし
はじめるんだよね。
最初に派手にバイクにはねられた、ただの脇役と思ってたヤツが
最後こんなにカッコよく見えてくるとは…。(^^;


見どころは、特殊なスキルをもつわけでもない主人公が、愛する
妻のために必死になるところかな。
最後、なんで女子トイレにたどり着けたのかが謎だけど。

フランス語で女の子に甘えられたりおねだりされたら断れそうに
ないな~と思うくらい冒頭の奥さんの甘え方が可愛く感じた。