週刊金曜日な日々

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電動スクーター。無音は歩行者にとって危ないのでは??

2011-01-20 22:54:46 | 週刊金曜日
リユースから学ぶ、新たな価値創造と新コンセプトの作り方/金森 努(INSIGHT NOW!) - goo ニュース

以下 上記記事の一部を転載 
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リユースから学ぶ、新たな価値創造と新コンセプトの作り方/金森 努

1月17日~19日付の日経新聞夕刊1面に、「捨てたもんじゃない リユースのすすめ」という興味深い特集が掲載された。「リユース」とは、エコロジーのキーワードである、3R=Reduce(ゴミをなるべく出さない)・Reuse(モノをすぐに捨てずに何度も使う)・Recycle(ゴミを再生して利用する)の2番目のRだ。
 リユースの1つめの事例は姫路市のベンチャー会社「コウメイ」。使い古された50CCスクーターのエンジンや燃料タンクをモーターと蓄電池に置き換えていく。改造費は25万円から。記事では「ガソリン仕様の新車より高いが、長期的に見れば経費節減につながる点をアピールし、多くの台数を保有する金融機関などに売り込む」と同社社長のコメント。他に納入実績は「音が静かなため、早朝の配達でも迷惑にならない」と新聞販売店が導入を決めたとある。

 スクーターの価値とはなんだろうか。コトラーの製品特性分析のフレームワークで分解して考えてみよう。
手に入れて用いることによって実現される「中核価値」は、「簡便な移動」だ。それを実現するために欠かせない「実体価値」は「(クルマと比べて)安価な本体価格・維持コスト・燃費の安さ」という「経済性」が第一。加えて「取り回しの良さ」などの操作性だろう。中核の実現に直接貢献しないが、モノの魅力を高める「付随機能」は、デザインの良さなどだ。
 中古スクーターは、電動化の過程で価値構造が組み替えられていることがわかる。
 「実体」の本体価格は高くなるが、燃費が安くなる。「付随機能」は中古なのでデザイン性の新しさはないが、リユースされた電動スクーターということで、「環境への貢献」という価値が加わっている。生産しているコウメイ社の狙う金融機関などには、地域の顧客にアピールできる魅力ある価値となるだろう。
 ターゲットによってどの価値が魅力となるかは異なる。導入を決めた新聞販売店にとっては、「中核」の「簡便な移動」が、「静かで簡便な移動」と、その魅力が高まっているのである。

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確かに、電動スクーターは、音が静かなのは良いかもしれませんが
1)歩行者が気がつかないのではないか?
2)ひったくり犯に「音が静か」という点を悪用されないか?

が心配です。

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