一句鑑賞

鱚釣りでも

私はブログは、陸の出来事しか書いてきませんでしたね・・・もう海を何年見てないでしょう(笑)

妻の家が東区西戸崎というところでした。志賀島に近いです。

海岸まで歩いて数分、岸から岸壁から投げ釣りを楽しんだり、夏は海水浴と・・・

釣りは鱚(きす)、季語では「きすご」「鱚釣り」もありますね。

鱚のほかにはもちろん食べれないフグなども釣れますが、ベラや、ときには鰈も釣れましたね。その日の夕食は鱚の刺身、焼いたのとか美味しかったですね。

 

私を可愛がってくれました妻の両親は、ともに85歳ぐらいで数年をおいて亡くなっています。いわゆる介護という言葉がまだまだの時代でした。義父の方が認知(当時は老人性痴呆)じゃなかと・・義理の姉からの相談もあり、病院や受け入れ施設を調べに区役所に通ったり・・・そして私の家から近い所の特別養護老人ホームへ入居。義母は一人暮らしをしていましたが、困難になり当時はなかなか入れない施設に入居できました。

なぜ義理の両親の心配をしたのか・・妻は五人姉妹の末でして、一番上の姉から可愛がられて育っていました、その姉から両親の心配を聞かされると私にそのまま言います(笑)私の性格上、やれることはしますので。義理の父母からも勉強させていただいたわけですからね。

妻が、両親に親孝行をしてやれなかったと言ったことがあります。

私の返事は・・・毎週末、子供たちを連れて実家に遊びに行ってたのが一番の親孝行じゃないのか?

妻の両親を看取り、妻までもとはその時は思いませんでした。

 

私自身の父は13年前、母はこの3月でした。

明日は母の遺言を開けますので、兄弟が3人そろいます。

その結果がどうであれ、私は肩の荷を下ろすことができます。

なんか解放されそうな予感?解放されたいのですよ(笑)

 

40代で俳句を始めたきっかけは、ひとつの覚悟だったとその後も思っていました。

自分のなにかを探すというと、かっこいいのですが、逃げ場探しだったかもしれません。

歳時記と広辞苑と漢字辞典とメモノートを広げ格闘してきた俳句ですが、時には嫌になって、もう止めてやると歳時記を放り出したことも何度もあります。

でも何日か経ち数か月が経つと、また手に取って開いているのです。

俳句は逃げ場所?違いますね、新たな自分発見の場所です。

皆さん、自分探しにチャレンジしましょう、俳句は自己を見つめることからスタートしますので、自分のかっこいい発見をするかもしれませんよ!

 

鱚釣りて顎と眼ににらまれる

じゃ、おやすみなさい

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