一句鑑賞

お芋ちゃん

JA玖珠九重からの野菜がこちらのAコープに届いてます。

なんともキャッチコピーが泣かせます。お味噌汁の具にしました・・・芋の香りが懐かしさに心が和みます。確かに、いも、芋言うな。存在感は大したものでした(笑)美味しゅうございました。お芋ちゃんと呼ばせていただきます。

山茱萸ですが、スマホではピントが難しいです。

歳時記には・・・山茱萸の花・春黄金花と載っております。

久しぶりに例句から。

さんしゆゆの花のこまかさ相ふれず   長谷川素逝

枯色に山茱萸の黄の新しや   高木晴子

黄昏に山茱萸の色まだ見ゆる   宮津昭彦

この花の黄いろが特徴ですね、枝の先に咲いているのはなんとも可愛いです。写真の木は苗木を買ってきて私が地植えしたものです。手入れもしませんが毎年咲いてくれます。

さて例句ですが・・・

花の細かさを相触れずと、花そのものにピントがあってますね。

枯色という枝と幹に黄色が、なにか新鮮なものに出会ったようですね。

黄昏で「黄」を使ってますので山茱萸の「色」としてますね。そして未だ見ゆる。そのまま暗くなっても心には色が残っているのでしょうたぶん。

自分の句はパスです。

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