一句鑑賞

明治25年

未明からの雨でした。予報では昼過ぎには上がるはずが夜8時ころまで続きました。

小雨ですが、しっかり景色は濡れてしまいました。

椿の葉にも水滴がついてます。

 

来月は、母の三回忌です。併せて祖父の50回忌をと考えておりましたので、正確な没年など位牌の裏書きを見ていました。

祖父は明治25年生まれ。帝大に進みたかったのですが、家のあと取りの男一人でしたので福岡の師範へ進み地元小学校の教師をしていました。1927年に家族と上京し池袋に住まいを構え(借家です(笑))、保険会社に勤めておりました。職業野球(今のプロ野球)を見るのが好きで、自分でもグラブをもっていたようで、、、これは職場の仲間とやっていたのか?

位牌の裏には、昭和四十五年一月十五日没七十九才とありました。

さっそく西暦と年号との早見表を見て見ますと・・・1892年生まれ1970年没となりちょうど50年です。いつもお願いしている住職に、明日明細をファックスします。二人分のお布施は・・?などと考えましたがざっくばらんな住職なんで気軽に包んでおこう。

しかしですね、祖父の50年を私が行うとは思いもしなかった。私が生まれた年にいわゆる中風となり半身が不自由でしたが、頭もしっかりとしておりました。祖父の足の爪を切ってやったり、動かないと体が固まっちゃうよと、腕を持って軽い体操として動かしたら・・・痛いと怒られたこともあります(笑)

亡くなっているのを発見?したのは私です。夜更かしというか朝まで本など読んでいた私が未明に階下に降りて祖父の部屋の前で何か空気というか普段と違った感じを受けたのです。それで戸を開けて入り・・・額を触ると冷たかったのです。祖母は祖父のベッドの下に布団で寝てましたが・・祖母は最後を看取ったと思っております。父母を起こして・・・となります。母は祖父の面倒をよく見ておりましたし、悲しかったろうと思います。私22才でした・・・若い。

母をここ十数年みてきましたが、これで一段落です。

法事の予定が決まりましたので、ほっとして書いております。

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