一句鑑賞

冴え返りました

冷たい一日でした

冴返るという感じでした。

冴えかへるもののひとつに夜の鼻   加藤楸邨

この句を読むと冬の季語ですが、水洟の芥川龍之介の次の句が浮かびます。

水洟や鼻の先だけ暮れ残る

句材として冷たき鼻の頭と、水洟がつつと流れた鼻の先ですが。

似てるようでまったく違いますね。

水洟の句は辞世の句だという話でしたが、そうではないというのが定説だそうです。

大分県臼杵市の野上弥生子文学記念館(彼女の生家)には、この短冊があります。また漱石宅に置かれていた画帳が置かれていて、龍之介の描いた絵が開いて展示されておりました。

また二王座の道では映画のロケで有名です。その近くに「しおり」という民家をそのまま店舗にした、古布で作った小物を並べていた記憶もありますが・・・今は無いかもしれませんね。

20数年前のことを思い出しておりました<(_ _)>

さて自分の句作を。

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