土日と穏やかな日でした、今夕から雨です。
叩きつけるような雨とは違うが、しっかり降っていますね。
包み込むような雨というのでしょう、静かな夜に雨音だけが聞こえています。
濡れたくない雨ですね・・
面白し雪にやならん冬の雨 芭蕉
冬の雨柚の木の刺の雫かな 蕪村
はてさてどちらが優れているとかではなくてどこが違うかですね。
雪の朝二の字二の字の下駄の跡 田捨(又はステ)女(でんすてじょ、すてめ)、の句を思い出しますね。芭蕉さんは冷たく降ってる雨を楽しんでいます。いや雨で良かったと言ってるのでしょうか?そこが面白し(満足)なんでしょう。
雨粒が冷たく身に刺さるようだ、と蕪村さんは言ってるのですね。まるで柚子の木の刺から落ちるようだと。刺からの雨粒一つで沢山です、震えますね。