カバー写真を変えました。筑後吉井の居蔵の館の座敷です。2年前でした。
お縁(庭)からの光の入り具合がなんとも良かったので。
歳時記の例句を見ますと・・・高浜年尾の雛の間を詠んだ句がありました。
雛の間の更けて淋しき畳かな
夜も更けて娘たちも休んでいるのか、畳の広さに淋しさを感じているのでしょうか。
写真は昼間ですから、陽の光が外障子と内障子を透して畳に届いております。
外の障子の開き具合がなんともいいですね。
この居倉の館は、お気に入りなんです・・・雛飾りの無い季節に行ってもお掃除もされて、草花が活けられて素敵です。独り吟行にはぴったし(笑)
雛の間の雛に届かぬ光かな