一句鑑賞

睡蓮・羊草

睡蓮や鬢に手あてゝ水鏡   杉田久女

どう鑑賞しましょうか・・・

睡蓮が咲いていてその水面に自分の姿を映しているのですが、

鬢に手をあてているのですね・・・ここが大切ですね、さり気ない仕草が。

作者は最初は水に映る自分を見るつもりはなかったのではないでしょうか。

睡蓮の美しさに惹かれて見ているうちに、水に自分の姿を見たのです。

花の美しさに思わず鬢のほつれ毛を直したのでしょう。

美しいもの綺麗なものに出合って、はっとして姿を正したのでしょうね。

結果としての水鏡です。

 

睡蓮や鯉の分けゆく花ふたつ   松本たかし

水中の茎の間を鯉が静かに泳ぎ、茎を広げて並んで咲いていた花が分けられた。

作者は男性、そう深くない池だろうけど意味は深いのかもしれない。

 

明日はオフで用件を書き出していたが・・・午前は大雨の予報!

予定変更は仕方ないな。

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