一句鑑賞

昼の酒

一番下にもちっちゃな花がありました。

裏側の一番下にも小っちゃなのが一つ、つごう12個の花が揃いました。

おかげで秋の深まるまで、花の色の変化を楽しめます(^^♪

鉢で買って地に移して6年かな、昨年あたりからぐっと力強くなって来ました。

歳時記を開けば・・・例句がたくさん。

あぢさゐや仕舞のつかぬ昼の酒   乙二

紫陽花の末一色となりにけり   一茶

仕舞のつかぬ昼の酒とは・・・?

どこぞに呼ばれたか?

そこでのもてなしのお酒を呑んでいるうちに、なんとも辞することもできずにずるずると。

紫陽花の花は風に頷くように揺れている、酔った身も合わせるごとく揺れているのか?

身が揺れる前の心の揺れを詠んでいるのかもしれません。

咲き初めころの色は濃淡もありますが、ここまで来るとというか全て咲き切れば最後はみな濃紫になってしまったのか。

花から感じるものは、人それぞれ、時系列でも瞬時でも同じ。

目の前の色をまず楽しむ心が、こんな名句となるのでしょうが・・・

迷鑑賞と笑っておいてください<(_ _)>

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