最近の吉井では新しき良きものが出ているといいますか、若い人の間でとあるパン屋さんが大変な人気のようです。
昨年秋にぶらっと歩いたときも驚いたのですが、今回もそうでした・・・何が人気かは存じませんが、お味や独創的な何かがあるのでしょうね。
昔からといいますか、この筑後吉井地域は米などの集散地で大庄屋がいました。その名残といいますか、その米や麦などを製粉して生業を立てていた家々もあったのです。
そういった製粉の加工品としてうどんや素麺、冷や麦の加工品も盛んでした。
製粉では鳥越製粉、製麺では長尾製麺など昔からありました、今も。
で・・・何を言いたいかと言いますと(笑)
パンもうどんや素麺も素は穀類なんですね。
私の中学から高校くらいまで、わが家は天神木村屋のパンを販売しておりました、+母の手作りサンドイッチも・・以前書きましたので省略。
パンというものが庶民に広がったのは、やはり工場生産が進み大量生産が可能になり、街のあちこちの・・・煙草も売る、お菓子もちょっとした日用雑貨をも売るお店がありましたね。そこで売られるパンは、メロンもありジャムパンも、それからなんでしたか、どれも美味しい・・かったです!
50年以上前のお話しです・・・そんな店が、学校、とくに高校の門前近くにありますと・・・大人気でしたね。記憶にありませんか?
わが家のパン屋時代では、駅から商業高校までの通学路にありましたので、生徒さんたちがたくさん寄って買っていきましたね。もう50年以上前の話しですが(笑)
隣りが酪農組合の牛乳加工所だったので、牛乳も売れておりました・・・それから、当時のコカ・コーラですね・・・瓶入りのあのくびれが有るやつです。ファンタも人気でしたね(笑)
今夜も訳わからない記事になりますが・・・要はってところで〆に入ります。
つまりパンも麺も穀類、食べ方といいますか、パンは今の若い人のライフスタイルに合っているのです。麺はといいますと・・・例えば素麺でも、湯掻いたりしないといけません、この一手間が美味しいのですが、今の人はそれをしないというか・・・なんでしょね?
湯掻くというこの作業、多めに湯を沸かし乾麺をパラパラと一気にではなくて投入し、菜箸で固まらないようにさばく。この辺が湯がきの第一歩です。それから湯がふたたび沸騰して麺が湯とともに回転しだしたときに、菜箸の先を鍋底まで当てて麺のくっつきを無くす箸づかいを行います。後は表面に浮かぶ泡を玉杓子でさらっと取って湯で上がりを待つのですね。
タイマーが鳴りざるに上げて水で冷やし手もみ洗い(ぬめり塩気を)のです。これで茹で終わり、冷たいままか温かくかで食するのですが・・・やはり手間暇かかりますね(笑)
数年前にとある製麺会社の社長さんと対談?した事があります。需要は減っております。家族構成が二世代とか減りましたからね・・・素麺や冷や麦を大量に湯掻いて家族でつるっと食べることが無くなりましたからねと・・・
麺類は家族食?パンは個食?とまでは言い切れませんが、そのへんが乾麺業者のお困りのところのようです。
話題になったパン屋さんも、私は思うのですが・・・3年ほど経ってじわっとお客様が増えるお店と、TVなどで紹介のお店と、これは別個のものですね。しかし件のパン屋さん、次は買って食べてみよう。
吉井にはじわっと美味しいラーメン屋があります。今回は寄れませんでしたが、知る人ぞ知る・・・私の好みですけど( ´艸`)
夏服の吊革の手を変へてみる
6月号にはこういった句を投句しないといけません・・・意識革命で臨みます!