数日前に何に反応したのか分からないが、もの凄いくしゃみと鼻水に見舞われた。
植物系の何かだろうと思うが分からない・・・
その日は眠るまで悩まされたが、次の朝はけろっとしていられたのは自分でも驚いた。
木々の花が咲く時期なのでなにか花粉などに反応したのかもしれない。外に出るときはマスクマンになってます。
この時期に咲くものにアカシアがあります。
歳時記では、アカシアの花・花アカシア・針槐(はりゑんじゅ)・ニセアカシアとあります。
例句を鑑賞してみましょう
アカシヤの花のほかにも何か降る 今井つる女
白色の蝶形の花を下垂すると解説にあるように、花が降ってる様に見えるがそれ以外にも何かが降っているようだ・・・これは作者の心情ですから何かは分からない。でも何かがあるように感じさせる花ですね。
いつも夕暮アカシアの花仰ぐのは 石田郷子
一日の忙しさも終わりほっとしたとき香りに気づくのでしょう。
満月に花アカシヤの薄みどり 飯田龍太
アカシヤの白が満月の明るさに薄緑に見えた。こういった色はその場に立って見ることでしか分かりませんね。例えば月影の白壁も、うすく青みを感じます。
たそがれの歩をゆるめゆく花アカシヤ 伊藤敬子
アカシヤの木の下に近づいてきて、知らぬ間に歩きがゆっくりしている自分に気づいたというか、香りを楽しむ自分なのです。
針槐風とどまればにほひたつ 深谷雄大
風とどまる・・・ここですね。風は作者自身かも知れません。
さてアカシアとアカシヤ・・・と表記がありますね。
私はヤを使うでしょうね(笑)
明日明後日とオフで、母のこと仕事のことの他に・・・お米を買いにみなみの里へ。
道中の麦畑の風はカメラにおさまるかな?