咲くがままの我が家の山茶花です
ロウバイも咲くがまま・・・やはり選定しないと、枝が絡み合うようではだめですね。
背景の屋根は母屋です。
歳時記を捲っていましたら、寒の餅・水餅などとあります。
昔を思い出します・・・
鏡餅などを切って水に漬けていた母に、どうして水に入れるのかなどと質問したことを思い出します。カビが出ているのを落として、水をときどき変えて日持ちさせていたのです。
その餅を祖母が火鉢で焼いてくれて、お湯にくぐらせて黄粉をまぶしたり砂糖醤油を付けて食べたりしました。醤油をつけて再度焼いて海苔で撒いてなど好きでしたね。
水餅・寒餅・火鉢と季語が出て来ました。
水餅の水深くなるばかりかな 阿波野青畝
たくさん漬けていた餅も食べられて水の深さが目立ったのです。覗き込んでいた頃を思い出しました。
寒餅を搗く音きこえすぐやみぬ 水原秋櫻子
寒の内に搗いた餅は黴ないといわれると解説にあります。おや寒の餅を搗いているなとおもったらもう杵音がやんでいる・・・年末ほどの嵩は搗かないし、それに寒いのでしょうね。
祖母と火鉢を詠んだ句があったのですが、思い出せません(笑)
あの屋根の下に生まれて今年で70年、一つの節目なんですが。どのような節目になるのか分かりません。重さで潰されそうですがそれに生かされていることも感じます。