一句鑑賞

深雪晴

すっぽりと雪に覆われた朝に見上げる空は澄み切って晴れている。雪のために不便なことばかりだが、晴れ渡ったそらに救われる気がするという意味だろうか・・・解説はなかったので自分流の解釈です。

深雪晴という季語がある・・・例句は

深雪晴酢をうつ香り二階まで   中戸川朝人

酢をうつ・・・とは鮨飯を作っているのでしょうか?

酢は他の食べ物にも使いますが、二階までその香りが上がってくるのはやはり・・・炊き立てのご飯に酢をまわし掛けてしゃもじで切りあわせる、湯気とともに酢の心地よい香りが立つ。雪に閉ざされた中にも生活を感じさせますね。

深雪晴わが影あをき虚空より   深谷雄大

我は、我が心意気は晴れ渡った空のさらに奥からのものだとも言っているようですね。雪に映る影が眩しいのかもしれません。

来週は一月も終わり節分春分です、季節は進みます。

 

立春でした(笑)

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