一句鑑賞

柳川の思い出

昨夜の句にならない575ですが、何年か前に下敷きがありまして。

柳川観光は川下りや白秋生家、御花の松濤園などですが。

当時の自称俳人の私は、観光客がいない所を歩いていました。

お気に入りの道は、松濤園の裏の掘割沿いの舗装もされていない、地元の人の近道みたいな場所です。掘割沿いには大きな楠などが茂り、川下りのコースに覆いかぶさるようです。

そこで唄声が聞こえて来たのですね・・・船頭さんの見事な咽が。思わず聴き入ってました、終わったので船頭さんへ笑って拍手の仕草を(笑)。沖の端という川下りの終点の舟寄場の道へと歩いていきますと、船頭さん3人が道に立って何やら話していましたのですが、内のお一人が私を見つけて話しかけて来ました(笑)・・・笑顔でこの人好きだな!って言って(笑)その船頭さんだったのですね。

いい咽ですね、曲名はなどと親しくお話ししました・・・たしか柳川慕情だったと思いますが、演歌ですね。

という全く私的な昔話でした。

コメント一覧

一句
寡黙は
コメント有難うございます kohさん
川下りのときに見られた赤いものは、ジャンボタニシの卵です。うん十年前に食用にとどこかから輸入?したらしいのですが、商売にならずにそのまま繁殖したと聞いています。見た目も宜しくないですね。

寡黙ですが実はユーモアもあるのです(笑)
最初に師事した主宰は、句に男のユーモアがあると言ってくれましたよ。・・・最近あまりないですけど、静かなるダジャレを言うこともありましたが。

koh
川下り
柳川の川下り、一度体験したことがあります。
そうですよね、いい声で唄って下さいました。
川沿いの石垣に赤い何かがくっついていて、乗船している者が、何だろうと言っていたら、
確かタニシだと教えて下さいました。
バスツアーで、他にも名所に行きましたが、もう覚えていません。
ブログをやっていたなら、記録出来てただろうなと思ったりして(^_^;)

一句鑑賞さんは、学者タイプで寡黙な方と思ってましたが、
船頭さんに喝采を送ったり、そういう面もおありなんですね♪
一句
Re:水郷柳川
コメントありがとうございます ふじさん

人は何かを持って生きていると思ってます。自分の持たない技術や能力と言いますか、それには素直に敬意を持ってます。
そんな気持ちで接すると話も出来ます♪
我を出しては俳句も出来ませんし(笑)

柳川に行きたくなりました。
長府や萩など行きたいのですが、時間がないので残念です。
ふじ
水郷柳川
http://blog.goo.ne.jp/fuji96
柳川と言えば、川岸に揺れる柳越しに舟をこぐ船頭さんの姿が見え隠れしている写真が浮かびますが、楠なども茂ってるのですね。
舟に乗ってる人と、手を振りあうことはよくあります。
そんな中に拍手をしている人が居たりすると、そりゃあ船頭さん嬉しかったと思います。
何気ない所作や気遣いで、人とのさりげないつながりは生まれるものなんですね。
一句さんは自然にそれを身に付けておられるようです。 川でも窯元でも、いつもの床屋さんでも・・・

迎春花・・・って言うと、そうそうそうだった、お正月の花ではなくて黄梅のことでした。
前にもあれ?っと思ってはおさらいしてる筈なのに、ついつい迎春につられていましたが、
これからは、船頭さんの伸びのある唄声と一緒に思い出せるかも・・・・(^^♪
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