「平和の碑」(少女像)制作者 キム・ソギョン、キム・ウンソン夫妻来日記念トーク
1/18(日)ギャラリー古藤(展示も)
1/19(月)豊島区民センター
=================================
1/19(月)なぜ少女はそこに座りつづけるのか?
==================================
駐韓日本大使館前に設置された日本軍「慰安婦」像―「平和の碑」(少女像)。
日韓の政治的対立のあおりでかき消されてきた、「少女像」の真意とは?
政治・社会に向きあう韓国人アーティストの表現から、
歴史を直視し、伝えること、そして感じ、つなげること、その道筋を探る。
2015.1.19(月 )18:30~(18時開場)
◆会場: 豊島区民センター(コア・いけぶくろ)第3、第4会議室(池袋駅より徒歩5分)
資料代:700円
キム・ソギョン、キム・ウンソントーク×聞き手・古川美佳(韓国美術・文化研究)
日本軍「慰安婦」問題の解決を求めて1992年1月8日に開始された「水曜デモ」が1000回を迎えた2011年12月14日。
ソウルの日本大使館前に集まった3000人の市民の前に、その像は姿を現しました。その名は「平和の碑」。
* * *
20年もの間、毎週水曜日に大使館前に立ち続けたハルモニたちは、ここで世界の人々に出会い、心の傷を治癒すると共に、二度と同じような被害者を生まないようにと訴える平和運動家になっていきました。そんなハルモニたちの平和への強い思いを象徴する碑。
にもかかわらず、あたかも「反日の象徴」であるかのように、日本では曲解され、碑の意味が毀損されています。そして、日本政府は再三にわたり撤去を求めてきました。
* * *
ハルモニたちの平和を象徴する碑に少女の姿を与えたのは、制作者のキム・ソギョンさんとキム・ウンソンさん。1980年代の反独裁民主化闘争に呼応する民衆美術の作家として出発し、韓国社会がはらむさまざまな矛盾や問題を作品化してきたお二人が、少女像に込めた思いは何か。
「平和の碑」(少女像)の真意を探り、幾重にも毀損される碑の真実を獲得するための集いです。
●キム・ソギョン、キム・ウンソン●1965年生まれのキム・ソギョン、1964年生まれのキム・ウンソンは、共に中央大学校美術大学彫塑科卒業。同じ大学で出会って結婚、学生時代のキム・ウンソンは学生運動の長としてデモに明け暮れ、キム・ソギョンも労働者たちを支援しながら工場やデモ、集会などの現場で制作に奔走し民主化運動の一翼を担った。初の彫塑集団‘土(フグ)’をたちあげ、彫塑によってその時々の社会的問題を表現しつづける。
02年米軍装甲車に轢かれて死亡した女子中学生を追悼する作品を制作、11年「平和の少女像」を駐韓日本大使館前に共同制作、以後、随所に設置。14年4月に修学旅行中の高校生や市民が多数死亡した旅客船「セウォル号(歳月号)」水没事件にも即応、被害者遺族を励ましつつ二人で制作を展開中。
●聞き手・古川美佳●韓国美術・文化研究。特に韓国の民衆美術運動。女子美術大学非常勤講師。共著『韓流ハンドブック』(新書館) 、『光州「五月連作版画-夜明け」ひとがひとを呼ぶ』(夜光社)等。
主催:「平和の碑」(少女像)制作者の話を聞く会実行委員会
協賛: 「表現の不自由展」実行委員会/”教えてニコンさん!”ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会/YOSHIMI裁判いっしょにアクション!/戦争と女性の人権博物館(WHR)日本建設委員会/日本軍「慰安婦」問題解決全国行動/戦時性暴力問題連絡協議会/在日の慰安婦裁判を支える会/「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)
==============================
表現の不自由展~消されたものたち
★東京都美術館で展示撤去されたキム夫妻の《平和の少女像》や実物大の像(FRP)も展示します!
1/18(日)14時~、キム・ソギョン、キム・ウンソントーク 参加費1000円
/先着40名 事前予約制 jjtenevent@gmail.com
=================================
会期■2015年1月18日(日)~2月1日(日)
12:00~20:00(日曜のみ19時) 会期中無休
(イベント時は作品のみの鑑賞はできません)
会場■ギャラリー古藤 http://furuto.art.coocan.jp/
入場料■500円
大・高生、ハンデのある方300円/中学以下無料
イベント参加費■トークのみの日:1,000円
上映&トークの日(★印):1,500円
(入場券お持ちの方は1回に限り入場料分割引)
主催: 「表現の不自由展」実行委員会、”教えてニコンさん!”ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会
共催:メディア総合研究所
主催問合せ■hyogenfujiyuten@gmail.com
www.facebook.com/hyogennofujiyu
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
【出展作品】美術館・画廊等で「検閲」された作品を展示します。
安世鴻
(写真家/新作:アジアの被害者たち)
大浦信行
(芸術家、映画監督/光州ビエンナーレ出品抗議作)
貝原浩
(画家/風刺画〔天皇復元版〕)
キム・ソギョン、キム・ウンソン
(彫刻家/「慰安婦」をモチーフとした《少女像》関連作)
中垣克久
(彫刻家/展示強制撤去資料+新作)
永幡幸司
(サウンドスケープ研究者/福島関連検閲資料+作品)
山下菊二
(画家/天皇モチーフ作〔予定〕)
[作家50音順]
※ほか資料展示あり
群馬県朝鮮人・韓国人強制連行犠牲者追悼碑
9条俳句 など
ーーーーーーーーーーー
【トーク・上映イベント】
定員40名:事前申込制
イベント予約専用 jjtenevent@gmail.com
1.18(日)14~17時 キム・ソギョン&キム・ウンソン(彫刻家)
1.20(火)19-21時 安世鴻(写真家)
1.21(水)19-21時 『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー』上映&永田浩三(武蔵大学教授)トーク★
1.22(木)19:30-21時 ピーター・バラカン(ブロードキャスター)聞き手・高和政(文化批評)
1.24(土)14-17時 大浦信行(芸術家、映画監督)×ゲスト・洪成潭(画家)
『靖国・地霊・天皇』上映&トーク★
1.25(日)14-17時 『放送禁止歌』上映&
森達也(作家・映画監督)トーク★
1.26(月)19-21時 鹿島拾市(「秋の嵐」元メンバー、a.k.a.加藤直樹)
1.27(火)19-21時 ろくでなし子(漫画家、造形作家)
1.28(水)19-21時 放送中止テレビドラマ『ひとりっ子』上映&
岩崎貞明(放送レポート編集長)トーク★
1.29(木)19-21時 イトー・ターリ(パフォーマンス・アーティスト)
1.30(金)19-21時 開発好明(アーティスト)
1.31(土)14-16時 澤地久枝(作家)
2.1(日)14-16時 まとめディスカッション:アライ=ヒロユキ、香川檀、永田浩(コーディネート・岡本有佳)
※講師のご都合で変更する場合があります。
1/18(日)ギャラリー古藤(展示も)
1/19(月)豊島区民センター
=================================
1/19(月)なぜ少女はそこに座りつづけるのか?
==================================
駐韓日本大使館前に設置された日本軍「慰安婦」像―「平和の碑」(少女像)。
日韓の政治的対立のあおりでかき消されてきた、「少女像」の真意とは?
政治・社会に向きあう韓国人アーティストの表現から、
歴史を直視し、伝えること、そして感じ、つなげること、その道筋を探る。
2015.1.19(月 )18:30~(18時開場)
◆会場: 豊島区民センター(コア・いけぶくろ)第3、第4会議室(池袋駅より徒歩5分)
資料代:700円
キム・ソギョン、キム・ウンソントーク×聞き手・古川美佳(韓国美術・文化研究)
日本軍「慰安婦」問題の解決を求めて1992年1月8日に開始された「水曜デモ」が1000回を迎えた2011年12月14日。
ソウルの日本大使館前に集まった3000人の市民の前に、その像は姿を現しました。その名は「平和の碑」。
* * *
20年もの間、毎週水曜日に大使館前に立ち続けたハルモニたちは、ここで世界の人々に出会い、心の傷を治癒すると共に、二度と同じような被害者を生まないようにと訴える平和運動家になっていきました。そんなハルモニたちの平和への強い思いを象徴する碑。
にもかかわらず、あたかも「反日の象徴」であるかのように、日本では曲解され、碑の意味が毀損されています。そして、日本政府は再三にわたり撤去を求めてきました。
* * *
ハルモニたちの平和を象徴する碑に少女の姿を与えたのは、制作者のキム・ソギョンさんとキム・ウンソンさん。1980年代の反独裁民主化闘争に呼応する民衆美術の作家として出発し、韓国社会がはらむさまざまな矛盾や問題を作品化してきたお二人が、少女像に込めた思いは何か。
「平和の碑」(少女像)の真意を探り、幾重にも毀損される碑の真実を獲得するための集いです。
●キム・ソギョン、キム・ウンソン●1965年生まれのキム・ソギョン、1964年生まれのキム・ウンソンは、共に中央大学校美術大学彫塑科卒業。同じ大学で出会って結婚、学生時代のキム・ウンソンは学生運動の長としてデモに明け暮れ、キム・ソギョンも労働者たちを支援しながら工場やデモ、集会などの現場で制作に奔走し民主化運動の一翼を担った。初の彫塑集団‘土(フグ)’をたちあげ、彫塑によってその時々の社会的問題を表現しつづける。
02年米軍装甲車に轢かれて死亡した女子中学生を追悼する作品を制作、11年「平和の少女像」を駐韓日本大使館前に共同制作、以後、随所に設置。14年4月に修学旅行中の高校生や市民が多数死亡した旅客船「セウォル号(歳月号)」水没事件にも即応、被害者遺族を励ましつつ二人で制作を展開中。
●聞き手・古川美佳●韓国美術・文化研究。特に韓国の民衆美術運動。女子美術大学非常勤講師。共著『韓流ハンドブック』(新書館) 、『光州「五月連作版画-夜明け」ひとがひとを呼ぶ』(夜光社)等。
主催:「平和の碑」(少女像)制作者の話を聞く会実行委員会
協賛: 「表現の不自由展」実行委員会/”教えてニコンさん!”ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会/YOSHIMI裁判いっしょにアクション!/戦争と女性の人権博物館(WHR)日本建設委員会/日本軍「慰安婦」問題解決全国行動/戦時性暴力問題連絡協議会/在日の慰安婦裁判を支える会/「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)
==============================
表現の不自由展~消されたものたち
★東京都美術館で展示撤去されたキム夫妻の《平和の少女像》や実物大の像(FRP)も展示します!
1/18(日)14時~、キム・ソギョン、キム・ウンソントーク 参加費1000円
/先着40名 事前予約制 jjtenevent@gmail.com
=================================
会期■2015年1月18日(日)~2月1日(日)
12:00~20:00(日曜のみ19時) 会期中無休
(イベント時は作品のみの鑑賞はできません)
会場■ギャラリー古藤 http://furuto.art.coocan.jp/
入場料■500円
大・高生、ハンデのある方300円/中学以下無料
イベント参加費■トークのみの日:1,000円
上映&トークの日(★印):1,500円
(入場券お持ちの方は1回に限り入場料分割引)
主催: 「表現の不自由展」実行委員会、”教えてニコンさん!”ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会
共催:メディア総合研究所
主催問合せ■hyogenfujiyuten@gmail.com
www.facebook.com/hyogennofujiyu
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
【出展作品】美術館・画廊等で「検閲」された作品を展示します。
安世鴻
(写真家/新作:アジアの被害者たち)
大浦信行
(芸術家、映画監督/光州ビエンナーレ出品抗議作)
貝原浩
(画家/風刺画〔天皇復元版〕)
キム・ソギョン、キム・ウンソン
(彫刻家/「慰安婦」をモチーフとした《少女像》関連作)
中垣克久
(彫刻家/展示強制撤去資料+新作)
永幡幸司
(サウンドスケープ研究者/福島関連検閲資料+作品)
山下菊二
(画家/天皇モチーフ作〔予定〕)
[作家50音順]
※ほか資料展示あり
群馬県朝鮮人・韓国人強制連行犠牲者追悼碑
9条俳句 など
ーーーーーーーーーーー
【トーク・上映イベント】
定員40名:事前申込制
イベント予約専用 jjtenevent@gmail.com
1.18(日)14~17時 キム・ソギョン&キム・ウンソン(彫刻家)
1.20(火)19-21時 安世鴻(写真家)
1.21(水)19-21時 『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー』上映&永田浩三(武蔵大学教授)トーク★
1.22(木)19:30-21時 ピーター・バラカン(ブロードキャスター)聞き手・高和政(文化批評)
1.24(土)14-17時 大浦信行(芸術家、映画監督)×ゲスト・洪成潭(画家)
『靖国・地霊・天皇』上映&トーク★
1.25(日)14-17時 『放送禁止歌』上映&
森達也(作家・映画監督)トーク★
1.26(月)19-21時 鹿島拾市(「秋の嵐」元メンバー、a.k.a.加藤直樹)
1.27(火)19-21時 ろくでなし子(漫画家、造形作家)
1.28(水)19-21時 放送中止テレビドラマ『ひとりっ子』上映&
岩崎貞明(放送レポート編集長)トーク★
1.29(木)19-21時 イトー・ターリ(パフォーマンス・アーティスト)
1.30(金)19-21時 開発好明(アーティスト)
1.31(土)14-16時 澤地久枝(作家)
2.1(日)14-16時 まとめディスカッション:アライ=ヒロユキ、香川檀、永田浩(コーディネート・岡本有佳)
※講師のご都合で変更する場合があります。