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2/28 現代日本の排外主義にどう立ち向かうか―ヘイト・スピーチ、歴史修正主義、民族教育を考える

2015-01-13 23:23:42 | イベント案内
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在日本朝鮮人人権協会シンポジウム
現代日本の排外主義にどう立ち向かうか―ヘイト・スピーチ、歴史修正主義、民族教育を考える

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日本における排外主義の広まりは年を追うごとに深刻さを増している。近年は在特会などによる街頭での民族差別宣伝や朝鮮学校襲撃などの「下からの排外主義」が注目を集めているが、こうした動きは決して突如として生じたものではない。

植民地支配のもとではもちろん、「平和」とされた「戦後」日本においても朝鮮人への暴力は一貫して存在し、それは日本政府による「上からの排外主義」と密接な関係を持ってきた。朝鮮民主主義人民共和国への「制裁」の名のもとに政府や自治体が行う在日朝鮮人の在留権や民族教育権、財産権侵害などの問題は排外主義に関する議論からは除かれがちだが、排外主義の実態を正しく捉えるためには双方を視野におさめた検討が必要であろう。

本シンポジウムでは以上の問題意識に立ち、朝鮮学校への襲撃事件やヘイト・スピーチ、そして「高校無償化」除外・補助金停止問題についての検討を通じて、現代日本の排外主義に立ち向かう方途を探りたい。

シンポジウムのチラシは当協会のサイトにてご覧になれます⇒http://k-jinken.net/?p=306

◆日時 2015年2月28日(土)13:30~16:30(開場13:00)

◆会場 東医健保会館(JR「信濃町」駅徒歩5分)
〒160-0012 東京都新宿区南元町4番地
03-3353-4311
http://www.toui-kenpo.or.jp/member/05_sinsei/pdf/T1K_MAP.pdf

◆出演者&報告タイトル

◇金尚均(キムサンギュン)(龍谷大学教授)
「京都朝鮮第一初級学校事件とヘイト・スピーチ」

1967年生まれ。専攻は刑法。
著書に『ドラッグの刑事規制』(日本評論社、2009年)、『危険社会と刑法』(成文
堂、2001年)、共著書に『ヘイト・スピーチの法的研究』(法律文化社、2014年)、
論文に「名誉棄損罪と侮辱罪の間隙」(『立命館法学』2012年)など。

◇鄭栄桓(チョンヨンファン)(明治学院大学准教授)
「『上からの排外主義』と在日朝鮮人の権利」

1980年生まれ。専攻は在日朝鮮人史、朝鮮近現代史。
著書に『朝鮮独立への隘路 在日朝鮮人の解放五年史』(法政大学出版局、2013
年)、共著書に『関東大震災 記憶の継承』(日本経済評論社、2014年)、『植民地
朝鮮――その現実と解放への道』(東京堂、2011年)、『東アジアのディアスポラ』
(明石書店、2011年)など。

◇板垣竜太(いたがきりゅうた)(同志社大学教授)
「人種差別撤廃と民族教育権」

1972年生まれ。専攻は文化人類学、朝鮮近現代社会史。
著書に『朝鮮近代の歴史民族誌:慶北尚州の植民地経験』(明石書店、2008年)、共
編著に『日記が語る現代:韓国・日本・ドイツの共同研究』(同志社コリア研究セン
ター、2014年)、『東アジアの記憶の場』(河出書房新社、2011年)など。

*コーディネーター*

◇李春煕(リチュニ)(弁護士)

1979年生まれ。銀座三原橋法律事務所。第二東京弁護士会・人権擁護委員会副委員
長。朝鮮高校無償化国家賠償請求事件、ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件などを
担当。
論文に「2006年以降の在日朝鮮人に対する人権侵害事案について― 一連の強制
捜査と日比谷公園事件を中心に―」(『人権と生活』31号、2010年)、「ヘイト・ス
ピーチ規制に関する弁護士会の取り組みについて」(『法と民主主義』485号、2014
年)など。

◆参加費 500円

◆主催・問合せ 在日本朝鮮人人権協会
jinken94@yahoo.co.jp

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