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できる事から始めるセキュリティ対策6:事故発生時の連絡

2014-04-05 09:37:59 | セキュリティ対策
できる事から始めるセキュリティ対策6:事故発生時の連絡
気を付けていても、情報漏洩事故が0になる事はなかなかありません。
一旦情報漏洩事故が発生した場合、その後の影響をできうる限り限定するため、あらかじめその時の対処方法 を決めておき、定期的に周知する事が重要です。
例えば、下記のような取り決めを行います。

漏洩者は、下記手順にて対処を行う。


第1報は、速やかに下記連絡先へ簡潔に連絡する。
例) いつ :xx月xx日 xx時xx分頃
   だれが :設計部の名古屋次郎が
   どこで :大阪駅で
   なにが :XX様へ渡す設計諸元の書類を
  どうした :紛失した事に気がついた
続報は、情報管理者の指示をうけて行う。

①連絡先(メールは正副両方に送る)
  責任者(正):大阪太郎 電話:06-XXX-XXXX 携帯 090-YYYY-YYYY
  責任者(副):兵庫花子 電話:06-XXX-XXXX 携帯 090-YYYY-YYYY

  メール:aaaaaa@jjjjjj.co.jp vvvvvv@jjjjjj.co.jp

②関係公機関への連絡先
    盗難 :警察
 忘れもの :駅等
  その他 :適時

③予想される被害の検討と報告
  続報として、漏洩内容の詳細を報告し、予想される被害を検討する。

情報管理責任者、下記手順にて対処を行う。


①関係者への報告
 報告先(自社)
   責任者:北海道三郎 電話:06-XXX-XXXX 携帯 090-YYYY-YYYY
    メール:bbbbbb@jddddd.co.jp
 報告先(他社)
    責任者:xxxxxxxxx 電話:06-XXX-XXXX 携帯 090-YYYY-YYYY
    メール:xxbbb@jddddd.co.jp

②関係公機関への連絡(漏洩者が行えなかった分)
  盗難 :警察

③予想される被害の報告を受け、その対応を行う。
 筆者のホームページ
http://www.ozsystem.jp/hp_2009/kousyu/

できる事から始めるセキュリティ対策5

2014-04-04 09:03:50 | セキュリティ対策
できる事から始めるセキュリティ対策5
便利なusb機器ですが、データの盗難やウイルス感染の危険もあります。
普段usbを必要なPCではUSBの使用を禁止する事も重要です。
Windowsの設定で行う事もできますが、ここでは物理的にロックする方法を紹介します。

本体をロック


例)USBコネクタ取付けセキュリティ SL-46-BL
USBポートを物理的に利用できないように塞いでしまう取り付け部品と、この取り付け部品を付け外しを可能にする専用ツールで構成されています。
「専用ツールがあれば外せるのでそれでいいのか」と思われるかもしれませんが、要は不審な人物から守れればいいと考えて下さい。
メモリを物理ロック


例)GH-USB-LOCKシリーズ
USBメモリ自体にロックを掛ける鍵もあります。紛失時に安心です。例はダイアル式ですが、鍵を掛ける方式のものもあります。
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できる事から始めるセキュリティ対策4

2014-04-03 09:05:18 | セキュリティ対策
できる事から始めるセキュリティ対策4
便利なusb機器ですが、データの盗難やウイルス感染の危険もあります。
普段usbを必要なPCではUSBの使用を禁止する事も重要です。
物理的に使えなくする方法もありますが、ここではWindows7(home editionを除く)
の設定で、USBメモリーを書き込みは不可(読み込みのみの許可)にする方法を紹介します。

「ローカルグループポリシーエディター」を起動します。
スタートメニューをクリックし、下部の「プログラムとファイルの検索」部分に GPEDIT.MSC と入力します。


起動した「ローカルグループポリシーエディター」で設定します。
①「ローカルグループポリシーエディター」の左ペインで「コンピューターの構成」-
「管理用テンプレート」-「システム」-「リムーバブル記憶域へのアクセス」と選択します。
右ペインの「リムーバブルディスク:書き込みアクセスの拒否」をダブルクリックします。



②ダイアログで「有効」を選択します。


③「OK」をクリックします。

設定後は書き込もうとするとエラーになります。






できる事から始めるセキュリティ対策3

2014-04-02 09:21:04 | セキュリティ対策
できる事から始めるセキュリティ対策3
データ保全という意味で、バックアップは重要です。
バックアップは、できるだけ簡単短時間にできるように考慮します。
ややこしい手順が必要な場合や長時間かかる場合は、ついついやらなくなってしまいます。

バックアップは、外付けハードディスクが一般的です。
外付けハードディスクは、セキュリティ機能のついたものが盗難等には安心です。
セキュリティ用のワイヤーを通すフックや、ドライブ盗難防止用鍵取付穴「ケンジントンスロット」
のついている物をお奨めします。
ケンジントンスロット(セキュリティスロット)使用例
バックアップを行うソフトは
バックアップを行うソフトは、ハードディスクに添付されていたり、フリーのソフト「BunBackup」等があります。
オンラインストレージを利用する手もあります。
一例
名称 容量 保存期間
        無料プラン 有料プラン  
SugarSync   5GB  最大500GB 無期限
DropBox    2GB    最大1TB  90日間利用していない場合、データ削除される場合あり
Googleドライブ 15GB     最大16TB 無期限
SkyDrive    7GB     最大107GB 無期限
Yahoo!ボックス 5GB     最大50GB 3年間アクセスがない場合、すべてのデータ削除
AmazonCloud  5GB     最大1TB  無期限
McAfee Online -       無制限   1年ごと更新
Norton Online -       最大25GB 1年ごと更新
筆者のホームページ
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できる事から始めるセキュリティ対策2

2014-04-01 10:05:41 | セキュリティ対策
 できる事から始めるセキュリティ対策2
ファイルをメールで送る場合は、パスワードを設定するようにしましょう。
パスワードを設定する方法は色々ですが、Officeで行う方法があります。

Office2010でパスワード付きでファイルを保存するには
 Officeのバージョンによって、少し違いますが、大筋はどのバージョンでも同じです。

①ファイルメニューの「名前を付けて保存」をクリック




②ツールの「全般オプション」をクリック



③パスワードを入力してOKをクリック


確認でもう一度入力してOKをクリック



これで保存すればパスワード付きファイルとなります。
パスワードを設定したファイルは、パスワードを入力しないと開けません。
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