13年前、私は東京本社の8階の会議室に居ました。
大きな揺れで、窓のシャッターが横揺れして、窓から遠くに煙が上がるのが
見えました。
交通機関が止まっていると言う情報だったので、すぐに宿泊場所を確保したのですが、
どうやって行くかまでは考えていませんでした。
当然エレベーターは止まっているので、階段を使って外に出たところで運よく
タクシーが捕まり宿泊場所まで行く事が出来ました。
途中、沢山の方が歩いていました。
料金を払う際、運転手さんが、お金は持っていた方が良いから後で払い込んで下さいと言って
自分の名刺に口座番号を書いて渡してきました。踏み倒すかもしれませんよと言うと、
あなたは大丈夫ですと言われました。
お陰で助かりました。
川崎のホテルの部屋は12階でした。エレベーターは、当然止まっているので、非常階段です。
でも、温かいお風呂とベッドで休無事ができました。
翌日、
会社に戻るのですが、電車が止まっているのでレンタカー移動になりました。走っている
車は少なかったです。
マラソン大会に参加していた知り合いの方が、地震で亡くなったことが知らされました。
今を一生懸命、したいことをして生きようと思った日でした。