変な老人（素晴らしい木）

かつて　血の涙を流して　人を許そうとしたことがある

嘘偽りで　責任を押し付ける人がいた

今その人をどう思うかというと　何もおもわない

いいところも　面白いところもあったなーと思う

会えば　平気で握手するだろう

すべて悪いことは　ほとんど忘れている

実は　そんな自分が　少し誇らしい

少しは　愛を学んだなーと

今は新入社員で怒られてばかりである

仕方ないとはいえ　教会では教会長　会社ではできの悪い

新入社員　胃が痛くなる

しかし　柔和であることに変わりはなく

ペコペコ頭を下げている

僕の僕というところである

そんなところに　友達ができた

相手は木である

木とお話ができるとは　余り思わなかった

私のいる守衛所の前に大きな木がある

その木が　私に話しかける　頑張ってね

大丈夫ですよ

その木を見てると心が晴れる

木を通して　神様が愛してくださる

ありがたく　夢見心地になる

少し変ですが　そんな幸せを感じている

老人です