背き去りし 子をしのび 夜もいねぬ
母のごと 父の神は 待ちたもう
ただ 悔いて 帰れよや
父母の愛は 切ないものである
こうやって 6000年を 過ごされてこられた
神様
そして 今もなお
耐えて おられる
血を流すと いう 言葉があるが
心情の 血の 濃いこと この上ない
悔いることもない この世に
愛で臨めば 血潮が 吹き出る
涙しながら これを耐える 心を
持つしかなく
それでも 愛を捨てられず 世を捨てられず
恨みを忘れて また 天を 仰いで
歩んでいく
栄光の道であるのに
茨の道
そのまま 天が包み込んでくださって
朝には 忘れて
歌いながら 家を 出る
黄金の 道