2020年放送のドラマ「MIU404」(TBS系)、息子がアマプラにあったのを見つけてまた観たいと言うので、家族で見始めました。
星野源と綾野剛のW主演の警察ドラマ(刑事ドラマっていうより警察ドラマってかんじ)、脚本は野木亜紀子。
4年前も家族で観ていて、面白くてあっという間に終わっちゃったという印象でした。
ここ数日で6話くらいまで観まして。ほどよく忘れていたのでまたハラハラドキドキの展開がおもしろい!
星野源と綾野剛のテンポのよい会話劇も楽しいし、二人ともやってることがどっか狂ってて、でもかっこいい!劇中音楽も独特の緊張感と爽快感でぐいぐい引き込まれます。
ストーリーもあおり運転やパワハラ、外国人技能実習生の問題など諸々の社会問題をあぶり出しつつ深い人間ドラマを展開していてアツいです。松下洸平がゲストの回は「信じる」「99%」という言葉がキーワードだったなあ…。鶴見辰吾で目頭が熱くなるとはなあ…などなど思ったり。
ヤクザの金を横領して逃げる女(演:美村里江)の回では、政治家が汚い金を得ても「起訴されないんだってさ、私なんて月14万で働いてるのに」とテレビ見ながらやさぐれる場面があって、今まさにまたそんなことあるじゃん…と眼の前が暗くなったり。
また特に、間違った道に行くかどうかの少年(鈴鹿央士)の分岐点を、ピタゴラ装置になぞらえてたのも印象的で好きな場面です。確かに「誰と遭って、誰と遭わなかったか」で、人生が左右されることはあるでしょう。こぼれ落ちたパチンコ玉が少年の運命を暗示しています。
他にも「風俗に沈める」という言葉がでたときに、本当に風俗で働いていた映像を出すのではなく、賭けのチップが水底に沈む不穏な映像が出てました。
先日、ドラマ「不適切にもほどがある!」を見た時に、ある脚本家をほめるとき「メタファーの魔術師!」みたいなこと言ってたのですが、「あっこれが映像表現におけるメタファーってものか!」と今ごろ初めてわかった気がしました。
星野源と綾野剛のW主演の警察ドラマ(刑事ドラマっていうより警察ドラマってかんじ)、脚本は野木亜紀子。
4年前も家族で観ていて、面白くてあっという間に終わっちゃったという印象でした。
ここ数日で6話くらいまで観まして。ほどよく忘れていたのでまたハラハラドキドキの展開がおもしろい!
星野源と綾野剛のテンポのよい会話劇も楽しいし、二人ともやってることがどっか狂ってて、でもかっこいい!劇中音楽も独特の緊張感と爽快感でぐいぐい引き込まれます。
ストーリーもあおり運転やパワハラ、外国人技能実習生の問題など諸々の社会問題をあぶり出しつつ深い人間ドラマを展開していてアツいです。松下洸平がゲストの回は「信じる」「99%」という言葉がキーワードだったなあ…。鶴見辰吾で目頭が熱くなるとはなあ…などなど思ったり。
ヤクザの金を横領して逃げる女(演:美村里江)の回では、政治家が汚い金を得ても「起訴されないんだってさ、私なんて月14万で働いてるのに」とテレビ見ながらやさぐれる場面があって、今まさにまたそんなことあるじゃん…と眼の前が暗くなったり。
また特に、間違った道に行くかどうかの少年(鈴鹿央士)の分岐点を、ピタゴラ装置になぞらえてたのも印象的で好きな場面です。確かに「誰と遭って、誰と遭わなかったか」で、人生が左右されることはあるでしょう。こぼれ落ちたパチンコ玉が少年の運命を暗示しています。
他にも「風俗に沈める」という言葉がでたときに、本当に風俗で働いていた映像を出すのではなく、賭けのチップが水底に沈む不穏な映像が出てました。
先日、ドラマ「不適切にもほどがある!」を見た時に、ある脚本家をほめるとき「メタファーの魔術師!」みたいなこと言ってたのですが、「あっこれが映像表現におけるメタファーってものか!」と今ごろ初めてわかった気がしました。