また，緊急入院しました

突然ですが．．．．．

また，Hanaが緊急入院しました．

食欲が戻り，元気になってきた，と思ったのもつかの間．
こんどは，その食欲が戻ったのが逆効果に．

“胃捻転”，になりました．

昼ご飯を元気よく食べた後，なんか調子が悪そう．寝ようともしない．立った
まま，吐きたそうにするが，吐けない．そのうち，舌の色が白っぽくなってき
て．．．．

これは，やばい，と昼12時で閉まったばかりの獣医さんに，“急患”で．

体温が異常に上がって(39.5度)おり，血液検査をすると，カリウムとナトリウムが
多い．そのうち，呼吸も荒くなってきて．．．点滴と酸素吸入を．

“これは，胃捻転でしょうね”，と獣医さん．

おなかに針をさして，空気を抜いてみると，確かに空気が抜ける．
そのうち，苦しみだしたので，緊急手術の準備を（また，毛刈りです．．．）

まずは，点滴に，痛み止め，強心剤などの薬液を入れ，体調を整える．

その上で，レントゲンを撮ってみると（Hana父，初めて，獣医さんと一緒に
レントゲンを撮る体験をしました）．．．やはり，胃捻転で，胃がねじれて，
空気でふくらんでいる，このままだと．．．危ない．

“よし”，と獣医さんが取り出したのは，水色のビニールホース．
なにをするのか，と思ったら，“これで胃の位置を直します”，と．

口が閉まらないように，鉗子をはめ，食道から，胃にホースを押し込む．
後ろ足を持って，逆さ吊りにすると．．．朝食と昼食が，消化されずに
出てきました．おそらく，朝食後に詰まったのでしょう．

後から，獣医さんが，“こういう時のために，ビニールホースを用意していまし
たが，初めて使いました”，と．

これで楽になったのか，呼吸が元に戻り，舌の色もピンク色に．



幸い，この処置が功を奏して，緊急手術をせずに，すみ，“様子を見ましょう”，
と，緊急入院になりました．

後から，Webなどで症状を見て見ると，まさに，胃捻転の症状でした．
　　気持ち悪がる
　　吐こうとするが，吐けない
　　ウンチをしようとするが，できない
　　呼吸が荒くなってくる
そのまま放置していると，命に関わる，とのこと．

再発する可能性があるので，体力が戻れば，胃を固定する手術をするかも，との
こと．


実は，一時は，覚悟しました．あまりに呼吸が荒くなり，連続的に吠え，白目を
剥き，意識を失っておりましたから.

なにはともあれ，今回は素早く判断して，獣医に連れて行き，獣医さんに素早く
対応して貰えたので，一命を取り留めた，Hanaです．


写真は，緊急入院をしたHana．まだ，しんどいのか，舌が出っぱなしになってお
ります．