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【奈良県】朝護孫子寺

2019-06-02 21:40:00 | 日帰りお出かけ
2019/06/01
両親&祖母と奈良県平群郡信貴山にある朝護孫子寺へ行ってきました。
 
朝護孫子寺は、大きな虎の張り子があるお寺くらいの知識しかなく、事前にHPで少し勉強。
 
(でもこの大虎が見たいから、今回は連れて行ってもらいました)
 
信貴山
今から1400余年前、聖徳太子は、物部守屋を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、
この山に至りました。太子が戦勝の祈願をするや、天空遥かに毘沙門天王が出現され、
必勝の秘法を授かりました。その日は奇しくも寅年、寅日、寅の刻でありました。太子はその御加護で勝利し、
自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創建、信ずべし貴ぶべき山『信貴山』と名付けました。
以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されています。
 
 
朝護孫子寺(ちょごそんしじ)
醍醐天皇の御病気のため、勅命により命蓮上人が毘沙門天王に病気平癒の祈願をいたしました。
加持感応空なしからず天皇の御病気は、たちまちにして癒えました。よって天皇、朝廟安穏・守護国土・子孫長久の祈願所として
「朝護孫子寺」の勅号を賜ることとなりました。また、朝護孫子寺は、「信貴山寺」とも呼ばれ、多くの方に親しまれています。
 
“商売繁盛”、”必勝祈願”、”金運招福”、”合格祈願”など民信仰の場として広く親しまれています。
 
 
 
 
なるほど!虎にはそういう意味があったのですね!しかも山の名前、信貴山の名前の由来は、「信じ貴ぶべき山」!
今まで、何の疑問も抱かず、信貴山(しぎさん)って読んでいたけれど由来やその背景などを知ると、とても面白いですよね!
 
信貴山前駐車場に車を止めていざいざ。
 
・駐車料金500円
 
まずは開運橋。
 
 
 
ここでまず虎の可愛いイラストがお出迎え。
 
テンションが上がります!
 
開運橋の下は大門池という大きな池で結構な高さ。
 
ここでバンジージャンプもできるみたい。
 
池の上の気持ちいい風を感じながら、ゆっくりと進みます。渡りきると信貴山観光iセンターの建物。
 
中はお土産やさんと、食事を取れる喫茶スペース、そして綺麗なお手洗い。
 
観光マップなども充実しており、ここで信貴山マップをもらいました。
 
「帰りにここでアイスたべよう!」と約束して、まずはお参り。
 
今日のお目当の大虎が見えてきました!
 
かなり大きくって、しかも顔が結構可愛い。笑
 
世界一の福寅だって。
 
その横には可愛いチビ虎。
虎の写真を撮りまくって、
 
まずは成福院へお参り。
 
成福院
 
諸々の願いを意のままに叶えていただける「如意宝珠(如意融通宝生尊)」が祀られており、
左脇侍に厄難消除の不動明王、右脇侍に立身出世の弘法大師が祀られております。
 
成福院HPより
 
 
小銭を弄る祖母
 
 
 
願いが叶うという、打ち出の小槌を
家族総出でとりあえず撫でる。
 
 
 
灯籠が並ぶ小道を歩いていると、本堂が見えてきました。
 
 
高台にそびえる立派な本堂。
 
お参りに来ている方は、
この位置で皆さん本堂を見上げていました。
 
本尊は毘沙門天。
 
 
 
毘沙門天と言えば、戦いの神様と上杉謙信くらいしか知識のないわたし。
 
毘沙門天は、国を守り、社会を守る四天王最強の神さまなんですって。
 
お参りされている方もたくさんいらっしゃって、
 
沢山の人から愛され、大切にされているお寺だとわかります。
 
 
 
↑本堂からの景色
 
観光センターでもらったマップを見ると、
 
山頂に信貴山城跡があると。。。
 
これは登らないといけない!ということで、
 
80代の祖母を引き連れ、いざ山頂へ!
 
 
かる〜い気持ちで信貴山城跡までとなりましたが、
マップを見る結構がっつり登る感じ。
 
信貴山城とは
信貴山城跡標高437mの信貴山雄嶽を中心とする山城で、
奈良県下最大規模を有する中世城郭です。
 
空堀の切り通し堀、土塁、門等の城郭跡が良く残り、特に高櫓跡は著名で、中世末、織豊期直前の山城跡として保存状況の極めて良好な例で貴重な遺跡です。天正5年(1577)、
松永久秀が織田信長に背き、
大軍の総攻撃を受け50日間篭城、10月10日に落城。
その後、廃城となりました。
朝護孫子寺公式サイトより
 
 
 
なるほど!大和支配の拠点として、戦の舞台となったのですね! こうやって知識を得ると、登る時も色々と感じることができますよね!
さて登山開始ですが、登るのに夢中であまり写真を撮ってない…。
 
 
山頂までちょうど真ん中あたりになるのでしょうか?
休憩所があります。
行きはここで、登山している方が2人休まれていました。
 
私たちは、まだ体力が大丈夫そうだったので、休憩はパス。
どんどん登ります!
 
 
祖母と母の体力を心配していましたが、 80代の祖母はケロっとしており、母は結構しんどそうでした(笑)
祖母は普段からジムで鍛えていて、こういう所で基礎体力が現れますね。
山に自生している草花を観察したり、食べられる草花を教えてくれたりと楽しそうでした。
 
 
40分くらいかかったでしょうか?やっと信貴山城跡です。ここまで来ると、青い空が広がっていて疲れも吹っ飛びました。
まだまだ先にもありそうでしたが、ここで母がリタイア(笑)
 
 
 
まぁ目的は、信貴山城跡だったので、目的は達成です。帰りはスタスタと降りていく我が一族。
 
 
本堂周辺に戻ってきて、帰路モード。
最後は入り口付近から見えていた、虎のトンネルらしきもの。
三寅の胎内くくりどっちが入り口??
 
 
 
坂の下から入ってみる。
写真は撮ってないけど、なんだか張り紙にいい言葉が書いてあって、すごく大阪っぽい(笑)←奈良だけどこれをくくると、四国
 
88カ所のお砂を踏んだことになり、巡ったことになるという魔法の寅さん。
 
 
なんとも、なんでもあり感な感じが良いですね。
疲れているせいもあり、すーっと胎内を通り過ぎました(笑)
〆は観光センターで約束のアイスクリーム。
 
 
 
抹茶葛餅アイス。
冷えた葛餅がナタデココっぽい食感。美味です!祖母はコーンのそこまでアイスが詰まってると感動しておりました。
初めて参拝しましたが、とても良きお寺でした。
3時間くらい滞在していたと思います。
 
 
 
大人になってから、家族と出かけるのもなかなか良いものです。一緒に過ごせることで、親孝行してるつもりですが、なってるのかしら??とにかく楽しかった!オススメのお寺です!