「感情」がたいせつなものと知ったのは
カウンセリングの学びをはじめた時です
幼い頃から、私は
自分の「感情」を表さないのが
「おとな」であるとずっと信じて
「おとな」になる努力を続けて来ました
いま、思えば
それは自分を守るためにしていたことです
無理をして大人になった
未熟な大人には
いずれ限界がやって来ます
ほんとうの大人は
どんなに惨めで好きになれない自分の感情であっても
これがありのままの私の感情と
自分を受け入れつつ、許し
相手の話しにも耳を傾けられる人ではないでしょうか
昨夜、娘から送られて来た
ハロウィンの夕食を囲む
まごくんたちの動画を観ていて
子どもたちは、実に豊な表情で
感情を表現していることに驚き
自分の子ども時代を思い出しました
誰の人生にも、安全を守るために
感情に蓋をしてしまうことがあります
それが習い性になり
ほんとうの自分の気持ちを忘れていないでしょうか
ほんとうの自分の気持ちに向き合うことは
苦しいことでもあり
時間もかかることですが
たいせつなことです
小説を読んだり
昔話を読んだりして
「感情」を刺激してみるのは
どうでしょう