平成28年5月14日(土)
JR東海主催 さわやかウォーキング
「平安時代の三跡・道風記念館を訪ねて前編」の続きです。
小野道風公誕生地の石碑がありました。
小野社。
小野道風(894年から966年)は、平安時代中期を代表する能書(書の上手な人)です。
小野道風の家系、小野氏は遣隋使で有名な小野妹子を祖先として、岑守・篁・美材等の学者や能書を輩出した名族でした。
幼いころから字が上手だった道風は、書をもって宮廷に仕え、数々の輝かしい業績を残しました(道風記念館より)。
あの建物が「道風資料館」のようです。
入ってみます。
うーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ
残念。
館内は写真撮影禁止でしたΣ(´□`;)ハゥ
有名な道風の臨書が沢山展示されていましたが・・・。
ちょっと狭かったなw
記念館前にある、小野道風の銅像とヤナギの木、そして足元のちっこいカエル。
小野道風について逸話が残されています。
道風は、自分の才能のなさに自己嫌悪に陥り、書道をやめようかと真剣に悩んでいる程のスランプに陥っていた時のこと。
ある雨の日、散歩に出かけていて柳に蛙が飛びつこうと何度も挑戦している姿を見て「蛙はバカだ。いくら飛んでも柳に飛びつけるわけないのに」とバカにしていた時、
偶然にも強い風が吹き、柳がしなり、見事に飛び移れた。
これを見た道風は「バカは自分だ。蛙は一生懸命努力をして偶然を自分のものとしたのに、自分はそれほどの努力をしていない」と目が覚めるような思いをして、
血が滲むような努力をするきっかけになったそうです。
お隣の観音寺前にも石造がありました。
こっちのは古そう。
このお寺さんとは何か関係があるのかな?
平安中期に活躍した三跡(藤原佐理、藤原行成、小野道風)のひとり、小野道風。
ちなみに平安初期の三筆は、空海、嵯峨天皇、橘逸勢でしたね。
間違ってないかな?w
そういえば、花札にも道風が描かれているそうですね。
これが小野道風?
(-ω-;)ウーン
なんか子供の頃、見たことがあるような気がするw
書の達人で、いろいろな逸話のある人物ですが、同じ小野氏で有名なのが、小野小町。
小町は道風のいとこです。
そして小野妹子。
日出づる処の天使、遣隋使へ。
聖徳太子。
話が段々脱線するので、止めておきますw
道風記念館を後にして、お隣の公園を抜けて行きます。
しばらく真っ直ぐ歩きます。
道を曲がって、整備された遊歩道を歩いて行きます。
この遊歩道には、いろいろな植物が植えられていて、沢山お花が咲いておりました。
いっぱい綺麗なお花を堪能することが出来ました^-^
地名が小野町。
左へ。。。
地蔵川です。
人が橋を渡ると、鯉が沢山寄ってきます。
誰か餌をあげているのでしょうね。
(^・ω・^).....ンニュニュ?
綺麗な鯉発見。
マジで綺麗だわw
コースは狭い道へ入って行きます。
突如現れた大きな石仏。
「勝川大弘法」です。
ちょっくら御参り。。
そして路地を抜けて、駅前の大通りへ。
通りを真っ直ぐ来ると、勝川駅に着きました。
ゴール、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
(^ー^)お疲れ様でしたぁ~♪
今回のコースでは、平安時代の三跡の一人、小野道風についていろいろ詳しく知ることが出来て良かったです。
平安時代の出来事や、人物については沢山のお話があるので奥が深いし、面白いです。
ここからいろいろな分野に知識が広がっていくと面白そうだなぁ。
長々と御覧頂き、ありがとうございました。