暮らしに花を 心に歌を

心豊かに穏やかに暮らしたいと思う人生後半戦。平凡な日々と思い出を綴っていこうと思います。

ひとつのドラマ

2020-08-24 17:11:30 | ひとりごと

夜明け前の庭

グレイパ-ルが咲いてました

夏顔のあっさり咲きといいますか

未練の残らない咲き方でした

 

台風の影響なのか いつもより薄明るい朝でした

 

風も強く セ-ジが揺れています

 

今朝は目覚めが悪く

お弁当作って ソファ-に座ったら

そのままウトウトしてしまいました

こんな日は 朝から音楽

ボ-ッとした日は洋楽に限ります

歌詞の意味が入ってこないからね

ボサノバやジャズだってたまには聴くのです

ラテをいれて 柑橘系の香りをたてました

 

実はこれ ダイソーのアロマキャンドル

器の可愛さと

香りもまあまあ

私ごときが堪能するのは充分です

 

今月は家に一人の時間があまりなくて

少々ストレスがたまりつつあったので

夜更かし次男が 起きてこないうちに

こんな時間を愉しみつつ

頭を覚醒へ戻しました

 

一昨日は なんだか深い満足感に浸った日でした

好きなサッカ-チ-ムの選手が引退しました

 

チ-ムの華々しい成績の中にいて

海外でも活躍し

日本代表でも 印象に残るプレイヤ-でした

数年前行った代表戦

声援が一番大きく

皆に愛された選手でした

 

ただ 華々しさの影ではケガに泣かされ

決して順風満帆なサッカ-人生ではなく

最近は ベンチでチ-ムメイトを鼓舞する姿を見ることが増えました

それは彼自身が一番口惜しい気持ちでいたのは言うまでもなく・・・

 

引退試合は前半の途中出場

試合から遠ざかることの多かった彼に

どうか 満足いく形で終われますようにと

祈るような気持ちで見つめました

全盛期を彷彿とさせるプレ-で

仲間に向かって魂のこもったボ-ルを蹴り続けますが

なかなか点に結びつかず

0-1でのアデイショナルタイム

このまま負けるのがと思ったその時

彼のロングパスでサイドチェンジ

それを仲間が繋いで ゴ-ル

まさかまさかの展開に 涙が溢れました

サッカ-の神様は地道に頑張った人には

必ずご褒美を下さるのだと思いました

 

最後のセレモニ-で 

後輩たちに 選手生命を削りながらプレ-する姿を

見せられなくなったことを引退理由だと言いました

怪我のせいで100パ-セントを出せない自分が

全力で頑張ってるチームメイトの

隣に立つのは失礼だとも言いました

立ち上がるのもままならない膝の状態で

魅せてくれた最後の輝きは 

まるで閃光のように強烈な印象を残しました

寡黙で 後ろ姿で魅せるようなサッカ-人生は

まさに武士道そのものでした

 

 

薄っぺらい言葉しか出ない

自分のボキャブラリーのなさにガッカリですが

それでもやっぱり

「私も頑張ろう」と素直に言いたいな

 

 

 

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