遅ればせながら、おせち料理の報告です。
今年はスティホーム、花月にも協力しましょ!!ということで、ご承知のとおり我が家では5万円のおせち料理を注文しました。
前日31日に届けられたおせち料理、1月1日元旦11時に集合して、家族で三段重をオープン!!母が「わーっ」っと言いました。素晴らしい盛り付けです。5万円のお料理は5人用で、美しく可愛い料理が全て5つずつ入っています。仕切りと盛りつけによるのか、「3つと2つ」「2つ・2つ・1つ」に分けて入っているお料理もあり「宝さがし」の楽しさも味わえます。
お味は・・・塩辛くない!!おせち料理特有の保存食感がありません。作りたての和食に近い味わいです。しかも色とりどり、味さまざまでとても楽しいんです。
昨年まで職場の関係でおせちの購入を頼まれまていました。31日に配達してくれる冷凍・半冷凍のおせち料理を毎年購入していたのです。
花月のおせち料理を味わってみると、解凍のおせちとはこんなに味が違うものかとびっくりしました。今思えば解凍おせちはちょっとしつこくてくどい感じがありましたね。花月のおせちはどんどん箸が進みます。
「手間」とは手で仕事をしている時間のことです。手間をかける・・・時間を惜しまずに丁寧に作ったお料理はやはり違いますね。
しかし・・・ここで皆さん、年末から8万円のおせち料理との違い、絶対気になりますよね。はい!取材しました。
まず、基本情報・・・料金5万・3万・1万+αまでのおせち料理の違いは、ズバリ!それぞれのお料理の個数の違いです。5万円なら5個、3万円なら3個、1万+αなら1個ずつお料理が入っています。
さらに、料理長によれば「おせち料理とは重箱に入れて風呂敷をかけたもの」ということですので、一重の1万円代のおせちは風呂敷などの付属品の値段の分、少し割高です。が、お一人様でもすべての料理を食べられる食の喜びは素晴らしいと思いますよ。
おせち料理の盛り付けについては、料理長がまず盛り付け例を一つ完璧に作ります。駆けつけてくださった料理長の師匠や副料理長が料理の盛りつけをしていきます。食材が悪くならないように暖房は入れられません。長時間にわたる寒くて腰の痛い仕事ですが、最高責任者である料理長は徹底した清潔を期するためか「半袖」の調理服です。これがプロですね。
では、「5万円おせち」と「8万円おせち」の違いを写真で一緒に確認しましょう。以下の写真は8万円のものです。
【その1】重箱の柄や装飾品が違います。
5万円の重箱には柄がありませんが、8万円のは金で唐草模様が施されています。せっかくのお正月料理、家で食べるのならなおさら雰囲気を大事にしたいですね。花月の重箱はプラスチックなのですが、お客様でお返しに来られた方がいらっしゃいました。きっとこれまでも物や習慣を大事にして来られたステキな方ですね・・・良き時代の料亭でお出ししていたおせち料理では、重箱をお貸ししたり、ご自宅のものをお借りして詰めることもあったようですが、特に今は、そのままお持ちいただくことになっています。
【その2】食材の質と量が違います。
雲丹が入っています。アワビ、花咲きたらこ(味付けがとても美味しかった!)、からすみの量が違います。海老も大きいですね。子芋(海老芋の量が足りず今年は断念)のしつらえ等がきれいです。
【その3】お肉がたくさん入っています。
5万円には無い牛肉のたたきがたくさん入っています(右下)。
一つの箱の中に、二段三段と食べ物が重なっているので、これは一番上から見ただけの情報です。5万円のおせち料理も、上から見えない下側に「お宝」が隠れていることがありました。だから本当はもっと違いがあると思います。しかし、盛り付け例の重箱とはいえ、崩すと元に戻らないので、ここでは私が見えただけの写真情報で失礼します。
一段目を食べて次に行けるのは買った人だけですね~。蓋が締まらないぐらいギッシリ詰まったお料理をふんわり風呂敷で包むのが正統なおせちだそうですので、見た目よりも食べると結構ボリュームがありますよ。
来年はどうぞ「花月のおせち」をよろしくお願いします。
【公式】神戸須磨の会席料理ランチ・ディナー │ 味と宿 花月
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