こんにちは、半次郎です。
・・・夜勤が続いています。
50歳を過ぎた肉体には、かなりハードです。
そのせいか、思い出すのはバブル絶頂期のあの頃のこと。
最近は、とんと景気の良い話を耳にしません。
リーマンショックから広がった世界的な経済不況とは言え、戦後、日の出の勢いで復興してきた日本が、ここへ来て経済戦争に負けてしまったかのような大打撃を受けています。
季節は一歩一歩着実に春に近づいていますが、未だ不況の長いトンネルを脱ける明かりは見えてきません。
『春望』 (杜甫)
国破れて 山河在り
城春にして 草木 深し
時に感じて 花にも涙を濺ぎ
別れを恨んで 鳥にも心を驚かす
烽火 三月に連なり
家書 万金に抵る
白頭 掻けば更に短く
渾べて 簪に勝えざらんと欲
日本は、今、まさにこの詩のような状況に直面していると言っても良いのではないでしょうか。
いや、再び直面していると言うべきか・・・。
元々、“経済”というものは人間が生み出したもの。
なのに、人間の力ではどうしようもないものになってきているようです。
ただ、自然の姿とは異なり、作為的な自分だけが利益を得ようとするエゴが取り巻いていて、それが不況からの脱出を阻んでいるように思えます。
人間は、同じ“種”でありながら、どうして“共存共栄”が出来ないのでしょう?
必ず、“自分だけが・・・”と考える人たちが出てきます。
政治、宗教、会社・・・。
諸々が、“自分だけ”“自分たちだけ”を主張しているようです。
何千年、何百年前から全く変わらない愚かさ。
季節は、着実に春になろうとしているのに・・・。
from 半次郎
・・・夜勤が続いています。
50歳を過ぎた肉体には、かなりハードです。
そのせいか、思い出すのはバブル絶頂期のあの頃のこと。
最近は、とんと景気の良い話を耳にしません。
リーマンショックから広がった世界的な経済不況とは言え、戦後、日の出の勢いで復興してきた日本が、ここへ来て経済戦争に負けてしまったかのような大打撃を受けています。
季節は一歩一歩着実に春に近づいていますが、未だ不況の長いトンネルを脱ける明かりは見えてきません。
『春望』 (杜甫)
国破れて 山河在り
城春にして 草木 深し
時に感じて 花にも涙を濺ぎ
別れを恨んで 鳥にも心を驚かす
烽火 三月に連なり
家書 万金に抵る
白頭 掻けば更に短く
渾べて 簪に勝えざらんと欲
日本は、今、まさにこの詩のような状況に直面していると言っても良いのではないでしょうか。
いや、再び直面していると言うべきか・・・。
元々、“経済”というものは人間が生み出したもの。
なのに、人間の力ではどうしようもないものになってきているようです。
ただ、自然の姿とは異なり、作為的な自分だけが利益を得ようとするエゴが取り巻いていて、それが不況からの脱出を阻んでいるように思えます。
人間は、同じ“種”でありながら、どうして“共存共栄”が出来ないのでしょう?
必ず、“自分だけが・・・”と考える人たちが出てきます。
政治、宗教、会社・・・。
諸々が、“自分だけ”“自分たちだけ”を主張しているようです。
何千年、何百年前から全く変わらない愚かさ。
季節は、着実に春になろうとしているのに・・・。
from 半次郎
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