急な円高で……

こんにちは、半次郎です。

早いもので、もう１１月も過ぎようとしています。
寒さは日に日に厳しさを増して来ます。
風邪やインフルエンザに罹らないよう、十分に注意しましょう。

さて、このところ急な円高が進んでいます。
今日１１月３０日の１１時現在で、１ドル＝８６．７０～８６．７３円です。
（先週末より僅かながら円安）

円高になるとドル決済のため、輸入するものは安くなりますが、輸出するものも同じように安くなり、儲けが少なくなってしまいます。
輸出で儲けてきた我が国にとっては、それこそ死活問題です。

例えば、２～３ヶ月前に輸入した原料で製品を造り輸出したとした場合、当時のレートが今より１０円もの円安だった場合、輸入した原料には１０円分高く支払い、輸出した製品は１０円分安くなってしまいます。

たかが１０円と笑うなかれ。
為替の差益だけで数千万円～数億円もの売り上げが減る訳ですから、看過できません。

日本の経済が右肩上がりに伸びているときならば痛手も少ないでしょうが、これだけ不況が長引いている状態だと、まさに死活問題です。

こんな状況では、あちこちから『お先真っ暗でどうしたらエンダカ……』と古典的名ゼリフが聞こえて来そうです。

日本経済が“旭日昇天の勢い”を取り戻すのは、一体いつのことでしょうか。

その前に、先ずアメリカ経済が回復しなければなりません。
それからＥＵ諸国。
日本はその次くらいか？

……困ったモンダ！

from 半次郎