こんにちは、半次郎です。
今日も爽やかな秋晴れの空が広がっています。
気持ちの良い季節ですね。
心まで澄んでくるような気がします。
さて、日本の国債の格付けが引き下げられたり、東大の格付けが下がったりと、日本の威信が地に落ちそうな状況になっていますが、オリンピックやワールドカップと名の付く様々なスポーツで、日本人選手の活躍が報じられ、溜飲を下げている日々が続いています。
ノーベル賞の受賞もその一つで、毎年のように日本人が受賞するので「どうでぃ、日本も捨てたもんじゃねぇだろ!」と、江戸っ子風に巻き舌で自慢したくなります。
昨日の大村教授に続き、またまた日本人の受賞者が決まりました。
読売新聞記事を引用します。
『スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2015年のノーベル物理学賞を、謎の多い素粒子ニュートリノに質量があることを突き止めた東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長(56)ら2人に贈ると発表した。
現代物理学の根幹を成す素粒子の標準理論に修正を迫るもので、宇宙の成り立ちや物質の起源の解明へ道を開く成果と高く評価された。
授賞理由は「ニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ振動の発見」で、同時受賞するのは、カナダ・クイーンズ大学のアーサー・マクドナルド名誉教授(72)。
日本のノーベル賞受賞者は、5日に生理学・医学賞に決まった大村智・北里大特別栄誉教授(80)に続き24人目。物理学賞は、昨年の赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏に続き、2年連続で11人目。賞金は800万スウェーデン・クローナ(約1億1500万円)で2人で等分する。
梶田氏は6日夜、東京大(東京都文京区)で記者会見を開き、「非常に光栄なことで、今は頭の中が真っ白。何を話していいかわからない」と受賞決定の喜びを語った。』
素晴らしいですね。
長い間、ニュートリノには質量がないと考えられていました。
その常識を覆す発見で、アインシュタインの相対性理論に匹敵するような大発見なのですが、日本のマスコミは今まで全く報道してはくれませんでした。
ノーベル賞を受賞して初めて、我々の知るところとなるのですから、何とも残念でなりません。
昨日も書きましたが、マスメディアの方々にお願いですが、どうか日本の世界に誇る発明・発見・研究の成果を、きちんとリアルタイムで報道して頂きたいのです。
それが日本人としての誇りに繋がりますし、日本と言う国に生まれた幸せに繋がります。
防衛とは国を守る事ですが、国というハードウェアだけではなく、知識や文化、教育と言った知のソフトウェアを守ることも、国を守る上で重要なことだと思うのです。
そう言う知のソフトウェアを継承し、発展させることも「防衛」の一つだと思います。
その辺り、安倍総理には、本当にこの国にとって良い方向に向かう舵取りを、お願いしたいものですね。
From 半次郎
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