11月12日のまにら新聞から econoTREND
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外国投資純流入40%増63.7億ドル
中央銀行によると、2021年1〜8月期の外国直接投資純流入額は63億7000万ドルで前年同期比40%増加した。経済活動が回復しつつあることで、多国籍企業による比子会社への資金注入が増えた。海外投資家から比子会社への貸付を通じた投資純流入額は45億1000万ドルで同72%増加したが、比証券市場への純流入額は11億ドルで同12%減少している。(11日・スター)
メガワールド純益第3四半期46%増
アンドリュー・タン氏が率いる不動産開発大手のメガワールドは第3四半期(7〜9月)の純益が33億ペソで前年同期比46%増加したと発表。総収入も145億ペソと同50%増加した。首都圏やその近隣州での防疫措置が緩和され経済活動が活発になっているためで、特に不動産部門売上が96億ペソと前年同期比で倍増したことが貢献した。1〜9月期の純益は86億ペソで前年同期比6%増、総収入も369億ペソと同10%増加した。(11日・スター)
政府保有株一部売却ランドバンクが検討
国有金融機関のランドバンクは、政府が保有する100%株式のうち、議決権ベースで3分の1を民間に売却できるよう定款の修正を検討している。同行幹部はランドバンクの再編成を盛り込んだ下院法案を支持することを下院公聴会でも表明、比証券取引所における株式公開を通じた公募手続きも可能との認識を示した。同行の1〜9月期純益は前年同期比21.2%増の167億2000万ペソ、9月末時点の総資産は2.56兆ペソまで拡大した。(11日・マニラタイムズ)
メトロパシフィック連結利益が23%増
インフラ投資持株会社のメトロパシフィック・インベストメンツは1〜9月期の連結中核純利益が95億ペソと前年同期比23%増だったと発表。傘下のマニラ電力が同30%増加したほか、マイニラッド水道会社も同4%増、高速道運営子会社のメトロパシフィック・トールウエーズも同17%増加するなど経済活動の再開でそれぞれ収益が改善した。(10日・マニラブレティン)
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